草だらけ

Kusadarake

〈家庭菜園引き継ぎ畑〉の現状です。
大根、ニラ、ニンジン、八列とうきびなんかが見えます。
地主さんとしては、田中に使わせておけば、草だらけにならないですむ、と思ったのかもしれませんが、そんな目論見は、軽~く粉砕されています。

Kusadarahikage_2

地主さんの自宅の陰になる部分。キクイモ、亜麻、ニンジン、八列とうきびは育っていますが、意外にも、ヒエが消滅しかけています。ヒエは光をほしがる作物なんですねー。

Suzumaruhatake53

ここだけは、作物がきちんと整列していて、「畑」っぽいでしょう? スズマル大豆の畑です。こういう「きちん」とした畑というのは、突然全滅したりするので、油断できません。
ああ、でも、スズマル、食べたい! 伸びぃろ、伸びぃろ、スズゥマルの木ぃ♪

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今年はたまたま、育苗に適した土が、掘れば掘るだけとれるという、恵まれた条件であったので、ポリポットで育苗した作物が多かったです。ハトムギ、大麦、陸稲、白エゴマ、カボチャ、ズッキーニ、などがそうでした。
ポリポットで育苗していて驚いたのは、苗がまだ1~2センチメートルしか育っていないのに、根のほうは、ポリポットいっぱいに広がって、鉢底の穴からはみ出しはじめている、という状態であるのを、しばしば見たことでした。わたしたちはふだん、植物の地上部分しか見ませんが、植物たちにとっては、地上部よりも、地下部に大きく広がって生きているのです。麦類など、地上部は、せいぜい、わたしのひざから腰までぐらいしかありませんが、地下部は、わたしの背の高さを超えるほど広がっているのだろうと思われます。

地下に生きているのは、植物の根だけではありません。いろいろな菌たちや動物たちも、地下にたくさん住んでいます。

去年・今年と使わせてもらっている3カ所ある畑のうち、一番広い畑は、わたしが使いはじめる前は、水田でした。春、雪がとけたあとに見たら、前の年の稲の切り株が残っていました。水田は農薬を使うから、という原因もありますが、それよりも、田んぼという水浸し環境から、畑という乾いた環境に移行して、生物相ががらりと変わったためでしょう、最初のうちは、畑に、まったくと言っていいほど、生き物がいませんでした。それが、畑を使いはじめて2年目になって、ミミズや、昆虫の幼虫や、カエルや、それらの小さな生きものや畑の作物なんかを食べる、もうちょっと大きい生き物なんかも、まわりから流入してきて、住み着くようになりました。

ジャガイモの畑で、ジャガイモのまわりの草を刈って、ジャガイモに光を当てようとしていましたら、突然地面が陥没して、つんのめってしまいました。陥没してできた穴をのぞくと、けっこう太い穴が地下に広がっている様子です。モグラが掘ったのでしょうか。分かりませんが、何か動物がいた(今もいる?)ようです。そのうち、ご対面することになるかもしれません。その場面を想像すると、どきどきしてきます。

生き物の世界は、地下にも広がっているんだ、ということを教えてもらった体験でした。

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にがり

わたしが書いた文に一番影響を受けているのは、わたし自身だと思います。何となくぼんやり考えていることを、とりあえず文にしてみると、自分が進むべき方向が見えてくるような気がします。
このあいだ、例の「メ・シクーナ」に「肥料の話」という文を書いたのですが、その中で、微量要素のことを取り上げました。留萌や増毛の果物が大きくて甘いのは、そこが海辺の地域で、微量要素を含む海風が吹いているからなんだ、深川のような、比較的内陸の地域の畑では、微量要素の補給を考えたほうがいいんだ、みたいなことを書いたのです。でも、考えてみたら、わたしは、畑の作物たちに、微量要素について、ほとんど何もやっていません。そこで思いついたのが、薄めたにがりを葉面散布してみようということです。

園芸用のにがりを買ったのは、農協でもホームセンターでもなく、なんと、通販のアマゾンで、でした。アマゾンの品揃えの幅の広いこと! 陸稲の種を探していたときも、アマゾンで扱っていたのですよ! 陸稲は、早生の種がほしかったので、結局、のうけんさんから買ったのですけれど。
園芸用のにがりは、2本買えば、送料がサービスになります。今回、わたしは、Panorama Steel Orchestra の、ライブのCD(DVD付き)と一緒に買いました。ま、そんなことはどうでもいいのですけど(でも、PSOは、かっこいいです)。

Nigariさて、これが園芸用にがりのボトルと、液が4リットル入る加圧式の噴霧器です。
葉面散布には、1000倍に薄めて使います。液が4リットル入るので、にがりは4CC入れます。料理で使う小さじに1杯弱です。入れたか入れないか分からないぐらいの、‘おまじない’程度の薄さです。微量要素は微量でいいので、これでいいのです。
きょうは、ジャガイモと、キクイモと、食用菊の葉っぱにシューシューやってみました。
葉面散布をして、いいなあと思うことは、シューシューやりながら、作物をじっくり観察する機会ができることです。作物一本一本をじっくり見るというのは、意外になかなかできないものです。「この、端っこの葉っぱは、色が薄くなってる」とか、「おっ、今年もアブラムシが出てきた」とか、発見することがいっぱいあります。

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まるいもの

黒田硫黄さんの漫画に「まるいもの」という作品があります。いやなことがあった日、自宅に帰ると、部屋に〈まるいもの〉があらわれていて……。

いやなことはきりがないが
その分まるいものが
私の心をいやしてくれるのだ

まるいものは実に偉大だ。

Maruimono

最近の畑でのブームは、このまるいもの。こんなふうな、白くて小さくて丸いものが、地面から生えてきています。写真は、エゴマの芽といっしょに写っているところです。
菌類の一種なのでしょうが、名前は知りません。

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ふき

Huki

ふきなんて、どこにでも生えてくる草ですし、それでいて、栽培・販売されてもいる野菜でもありますし、珍しいことはないのですが、ふきがいっぱい生えてきているところがジャガイモ畑だというのは、珍しいのではないかと思います(トラクターでガーッと土を粉砕してしまう畑では、生えてこないのかなー)。赤クローバーを中心に、いろいろな草が生えているので、ジャガイモ畑だと言っても、なかなか信じてもらえないので、ちょっと困っているのですが。このジャガイモ畑、草が生えているだけではなくて、種芋を植えてもいないですし。去年の掘り残しの芋から、勝手に生えてきているだけなのです。
Hukini ソバ、ジャガイモ、キクイモ、ふき……。食用菊も、最初だけは植えましたけれど、あとは、雪がとけたら、自然に芽が出てきますし。ほうっておいても、作物ができていくような畑が、究極の自然農なのでしょう。人間の働きかけを極力減らして、それでも自然が与えてくれる贈り物だけで生きていく、そういうふうな生活になれたらいいと思います。

ふきは、さっとゆでて、皮をむいて、水にさらしてあくを出して、煮たり炒めたりして食べます。人間が食べる前に虫が食べていたら、あきらめます。

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粒そば(=そば米=そばの実=丸抜きそば)製造研究

研究と言うほど大仰なことではなくて、素人が試行錯誤しているところでございます。

そばは、臼で挽いて、目の細かいふるいでふるって、殻を取って製粉して、粉食することが多いのですが、粒で食べると、格段においしくなります。わたしが住んでいる深川市の新名物として、「深川そばめし」というのがありますが、あれも、粒そばを使っています。自分の家で粒そばができないかと、生のそばをミニダップにかけてみました。

Sobamana なかなか殻が取れないで、何度もミニダップをとおしているうちに、どんどん砕けて、粒がなくなっていってしまいます。
どげんかせーにゃー、と思っていたら、nullさんのブログで「おいしい店ドットコム」さんのホームページが紹介されていて、見てみたら、とても参考になりました。

そば米は、収穫したばかりの実(玄そば)を一昼夜、水又は塩水に浸した後、セイロで蒸し、乾燥さて殻を取るか、玄そばを水から煮て殻が開くぐらいのタイミングで塩を入れ、お湯から取り出した後に干してから、殻を取って作ります。

ということで、あ、これは、ヒエの〈黒蒸し法〉と同じだ!と思いました。で、さっそく、煮るパターンと、蒸すパターンとをやってみました。

Sobaniru Sobamusu

左が煮たもので、右が蒸したもの。
にたり蒸したりする前に、そばを水につけます。ここで、ソバは、発芽態勢に入って、成分を変化させるのだと思います。そして、煮たり蒸したりすることによって、死んで、食品になります。この時点で粒をつぶすと、お米のようにぐちゃっと軟らかくなっています。このあと、エアドライに1日かけて、十分に乾燥させたうえで、ミニダップにかけました。粒そばは、お米で言えば、干し飯状態なのです。
蒸して加工した粒が、そばのにおいが強くしました。煮たものは、水につけた時間が長かった(1日以上)ためか、色が黒っぽく、硬い粒に仕上がりました。
「おいしい店ドットコム」さんのホームページにあった、塩を使う意味がよく分からないのですが(味付け?)、もしかしたら、塩を使うと、きれいにむけるのかもしれません。
それから、販売に冷蔵便を使っていることも、参考になりました。殻付きのそばは、生きていて、水分を与えれば芽が出てきますが、煮たり蒸したりしたそばは、もう死んでいて、〈食品〉なんですね。よく、スーパーマーケットで、粒そばを袋にパックして、常温で販売しているのがあります。黒蒸し法特有の黒っぽさも見られません。ああいうのは、どうやって殻をむいているのか、気になって夜も眠れません。
「おいしい店ドットコム」さんのところの粒そばの写真は、本当にきれいにむけています。さすが、プロですねー。

そばの殻むきでの問題は、むけない殻があることと、むけた粒がくだけることです。これをどう解決するか、悩んでいたら、参考になる情報がありました。 「趣味の蕎麦づくり」さんのホームページです。
ここで紹介されている殻むきの原理は簡単で、まず、ミニダップの回転速度を落とす。そして、目の細かさの違うふるいを上手に使って、脱ぷが終わっていない粒を選んで、繰り返しミニダップにとおす。これです。
「趣味の蕎麦づくり」さんのホームページで驚いたのは、玄そばをいきなりミニダップにかけていることです。水につけてもいませんし、蒸したり煮たりもしていません。しかも、粒そばをつくったあと、それから製粉をしていることです。そば粉へのそば殻の混入を極力減らそうという熱意が感じられます。製粉するのであれば、水につけたり、蒸したり煮たりは、粒が硬くなって、都合が悪いのでしょう。

まずは、目の細かさの違うふるいを用意するところから着手したいと思います。粒そばを使った、おいしい〈そばがゆ〉を、いつでも手軽に食べられるようにしたいです。

【追記】
「おいしい店ドットコム」さんの記事で、大切なことを読み落としていました。「収穫したばかりの実を……」とあるではありませんか! 殻付きで保存していてはいけないのでしょうか?? 殻を取った状態で、しかも蒸して殺しておいて、常温で保存がきくのでしょうか。脱気する? 謎は深まるばかり。

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アカザを食べる

庭や畑に生えてくるアカザの葉っぱを、おひたしにして食べてみました。

Akazaha

まん中へんが赤っぽくなっていて、葉っぱの表面に白い粉が吹いている植物です。無造作に抜いたりしていますけれど、ビタミンA・ビタミンB2・ビタミンCを多く含んでいて、昔は野菜として栽培していたらしいです。

Akazahitashi 野菜が育ちにくいような土地でも、自生で勝手に生えてきて、すくすく育ちますし、虫も付きにくいようですし、ゆでて食べると、くせのない味で、けっこういけます。

アカザは野菜です! 実も食べられるらしいです。生長させると1.5メートルぐらいになって、乾燥させた茎は、軽くて丈夫な杖になるそうです。
今度見つけたら、最後まで生長させて、採種してみます。


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ソバの花が咲きはじめました

ソバの花が咲きはじめました。
去年は、7月4日に種をまいていますから、ソバは、作型については、かなり自由度が高いです。

Sobahana53 Sobahatake

じつは、今年は、ソバの種をまいていないのです。今育ちつつあるソバは、去年のこぼれ種から勝手に生えてきたものなのです。ソバの、無施肥・不耕起・連作です。たくましいものです。
去年は、わたしの胸の高さぐらいまであったのですが、今年は、太ももの高さぐらいで、花が咲きはじめました。半分ぐらいの高さになっています。肥料分が少なくなったからか、アレロパシーによるのか、分かりません。しかし、生長の勢いも、植生密度も十分にありますから、去年と同じぐらいに収穫できるのではないかと予想しています。
早めに収穫して、そのあとを、秋まき小麦の畑として整備したいです。

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大麦の穂

大麦の穂が出てきました。〈のぎ(芒)〉が長い!

Omuginogi Omugihatake

この〈のぎ〉、どうやって取ったらいいのでしょうか。
炎の中にサッと突っ込んで、焼いて取る、と言う人がいました。
自動餅つき機にぶち込んで、かき混ぜているうちに取れる、と言う人もいました。
あなたならどうする? わたしなら・・・・???
やってみないと分かりません。

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エンドウ豆・そら豆

エンドウ豆とそら豆の種植えをしました。どちらも、今年初めて栽培します。

豆類は、去年は17種類、栽培しました。そのうち、販売したのは、13種類。
販売できなかったののは、えんれい大豆・緑豆・レンズ豆・ヒヨコ豆の4種類です。
えんれい大豆は、けっこう広く栽培したのですが、雪で畑が埋まるまでに収穫が間に合わなくて(熟さない)、1粒も収穫できませんでした(涙)。今年は、白鶴の子大豆に品種を変更しました。白鶴の子は、山の畑でも収穫できたので、平地の畑では余裕ではないかと思っています。来年は、自家製大豆でみそを造るぞー。
緑豆は、さや取りで収穫できたのですが、もともと栽培量が少なかったので、自家消費と今年の種に回して、販売はしませんでした。今年は、面積を少し広げたので、販売できるかもしれません。
レンズ豆は、収穫はできるのですが、作物の図体が大きいくせに、実(豆)が小さく、しかも、さやが手できれいに割れないのです。スレッシャー(脱穀選別機)がないと、収穫後の処理が面倒だと思います。ですので、レンズ豆からは、今年は、完全に撤退しました。
ヒヨコ豆も、レンズ豆と、事情は同じです。本場では、どんな栽培をしているのでしょうか。たっぷり時間をかけて栽培して、自然に枯れて乾燥してから収穫するような、粗放的栽培をしているのでしょうか。だとすれば、年間の栽培可能な日数の比較的短い北海道では、向いていないのかもしれません。ヒヨコ豆も、レンズ豆同様、今年は栽培していません。

エンドウ豆とそら豆の話でした。
どちらも、「冬作」とされていて、わたしは手を出さないでいました。実際は、どちらの豆も、わが北海道が生産高第1位だそうで、「夏作」にもなるのですが。
それと、エンドウ豆とそら豆は、さやや若豆を食べることが多く、いわば、〈生野菜〉です。生野菜を販売するのは、個人としては、むずかしいです。宅配を使って、収穫から2日後に届いた生野菜なんて、鮮度が悪すぎます。
それに、一年の半分以上は雪に埋もれる地域で生活をしていると、完熟・乾燥させて保存食になるタイプの豆のほうが、はるかに魅力的です。
というわけで、いろいろな理由から、いままで栽培を敬遠していたエンドウ豆とそら豆ですが、守備範囲をちょっと広げて、経験を積んでみるのも無駄ではないと思って、今年、挑戦してみました。うまく実が生るところまで行けば、低肥料(今のところ無施肥)で栽培した種を取ることができるので、作物を低肥料に慣らす意味でも、無駄にはならないと思います。

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赤さび病

秋まき小麦(ホクシン)の葉に異変があらわれました。下のほうの葉に、赤褐色の小さな斑点を中心にして、黄化が見られるようになってきました。

Akasabibyo

北海道立中央農業試験場の「小麦図鑑」というホームページを見ると、この異変は、どうやら〈赤さび病〉のようです。
ホクシンという品種の小麦は、赤さび病になりやすいようです。手の打ちようがないので、収穫まで持ちこたえてくれること願いながら、様子を見ることにします。

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こぼれ種(小麦)

Koboremugi

去年収穫した秋まき小麦のこぼれ種から生えてきた小麦です。耕起も施肥もしていません。このまま行けば、収穫するところまで行くでしょう。
わたしが去年・今年と使っている3カ所の畑で、こぼれ種で生えてきているのは、小麦とソバです。去年の収穫しなかった種芋から生えてきているのは、ジャガイモとキクイモです。
10年は収穫を続けられると言われるアスパラガスも、ランナーで増えるイチゴも、たくましい作物です。
このあいだ、わたしは植えていないのに、畑にぽつんと1本、トマトが生長していたことがあります。鳥が食べかけを落としていったのでしょうか。トマトも、熟した実が落ちて、そのままにしておくと、次の年に芽が出てくることが多いです。

人間が手をかけなくても、自ら世代交代をして生き延びていく、こういった作物たちのたくましさに、感心させられます。気候風土に合った、安定成長する作物を、もっと栽培していきたいです。

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余っている種をさしあげます

わたしのところで余っている種を、「栽培生活友の会」http://saibaiseikatsu.jp/tomonokai.htm の会員に登録されている方限定で、さしあげます。(「どなたでも」と言うと、殺到しそうなので、限定して、様子を見てみます。)
どれも、去年自家採種して、今年、自分でも栽培をはじめている種で、発芽することは、確認済みです。
栽培のし方に関しては、わたしが経験した範囲で、質問にお答えしますが、栽培については、栽培なさる方の自己責任でお願いします。
少量、封筒に入れてお送りします。お試し=サンプルと考えてください。どれもみんな固定種なので、うまく育てば、採種して、増やすこともできます。
まず、どの種をご希望かを、「会員頒布」のページ
http://saibaiseikatsu.jp/kaiinhanpu.htm から、メールでご連絡ください。

〈さしあげる種のリスト〉(この記事を書いた6月11日現在)

タイサイ
春菊
ネギ
亜麻
まさかりカボチャ
黄色八列きび
ソバ
ヒエ
イナキビ
モロコシ
アスパラガス(追加!)

ニセアカシア(ハリエンジュ)の種についてのお問い合わせが多いのですが、ニセアカシアは特定外来生物に指定されかけている、デリケートな存在ですので、お住まいの地域の養蜂業者さん(ニセアカシアを蜜源として利用しています)に、その地域の事情についてうかがってください。わたしから種をお配りすることはしていません。

強力粉がとれる春まき小麦の種をお探しの方からのお問い合わせをいただきます。わたしは、最初は農協で買ったのですが、買ったときに、わたしが小麦を種として販売するのは法律違反だ、と注意を受けました。売るのではなくてさしあげるのはいいのか、ほかの種と交換するのはいいのか、食品として売った小麦を買った人が種として使う場合はどうなのか、よく分かりません。法律に詳しい方、教えていただけるとありがたいです。

【追記】
上記記事で、「みんな固定種」と言いましたが、ネギとアスパラガスは、わたしが使わせてもらっている畑の、わたしが使いはじめる前に使っていた人が残していった作物から採種したもので、品種不明です。もしかしたら、交配種の二世かもしれません。訂正します。

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亜麻の種を食べてみました

nullさんのブログで、亜麻の種が食べられることを知って、去年自家採種した亜麻の種を食べてみることにしました。

Amatane 軍手をはめて、種が入っている、乾燥した花をもみ崩します。〈手み〉の中で揺さぶりながら、扇風機の風を当てて、軽いごみを飛ばします。ピンセットで、目に見える異物を取り除きます。
ほんとうは、エゴマのように、水で洗いたいのですが、亜麻の種は、水に濡らすと、ぬるぬるどろどろになるので、洗えません。選別・ごみ取りに関しては、高価な選別機を持っていない人は、適当なところで妥協しましょう。

Amaae 種が準備できましたら、次は調理です。
フライパンで、弱火で、ぱちぱち音がするぐらいまで煎って、すり鉢ですります。今回は、ゆでたタイサイを和えてみました。
亜麻は、油を絞るだけあって、独特の、濃厚な味わいを楽しめます。いろいろ応用が利きそうです。

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赤クローバー・白クローバー

クローバーは、肥料草です。畑の作物に混植しておくと、肥料を使ったのと同じような効果があります。トラクターを使う、規模の大きな農家では、クローバーをある程度まで育てたあと、トラクターで畑にすき込みます。わたしは、そのようなことはしません。ただ、作物のそばに生やしておくだけです。
クローバーは多年草なので、地上部が枯れても、そのままにしておけば、冬を越して、また来年の春に生えてきます。
クローバーは、空気中の窒素を固定して、地中に蓄えてくれますが、クローバー自体が育つための肥料分は必要だ、ということは、忘れてはいけません。たとえて言えば、会社を設立するためには、資本金がいるようなものです。ですから、タンポポぐらいしか生えていないような痩せた土地にクローバーの種をまくときは、事前に肥料分を補充しておく必要があります。
クローバーの種のまき方は、文字どおり、ぱらぱらと〈まく〉感じです。覆土はしません。雨が降りそうな直前とかにまいて、うまく水分に触れさせれば、発芽します。普通に作物が栽培できる時期でしたら、季節を問わず、水気があれば、発芽しました。

クローバーには、赤クローバーと白クローバーがありますが、肥料草として利用する場合は、赤クローバーのほうが、断然、扱いやすいです。

Akaclover53

赤クローバーです。根元が1カ所であることが、お分かりいただけますでしょうか。いらなくなった場合に、この根元を、くわでぶった切れば、カタが付きます。

Shiroclover

白クローバーです。根が地表を這うように広がっていっているのが、お分かりいただけるでしょうか。白クローバーは、水平方向に広がりやすく、広がると地面に密生するので、ほかの作物が育たなくなりますし、不要になったときには、マットをはがすように、地表全体をはがすような、大仕事をしなくてはならなくなります。
牧草や果樹の下草としてならば、白クローバーでもいいかもしれませんが、畑に混植するのであれば、赤クローバーのほうが、あとあと楽になります。トラクターを使わない栽培をしている方には、赤クローバーをお勧めします。

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アピオス

Apios1 楽農夫さんから、キクイモの苗と物物交換でゲットしたアピオスの種芋です。

アピオスは、キクイモよりさらに知名度の低い野菜です。マメ科なのですが、地中にできる芋を食べます。香りのいい花も咲くらしいです。
今回入手したこの種芋を増やして、キクイモと並ぶ、栽培生活のキャラクター野菜に仕立てていこうと思っています。

で、さっそく、植えました。エゴマ油かすと貝化石粉末をまいて、くわで耕して、去年使って、はがしてあったマルチを、縦に折って二重にして、それで再びおおいました。
無施肥・不耕起で、植えっぱなし栽培が基本の、わたしの畑としては、これは破格の待遇です。アピオスはVIPなのです。

楽農夫さんから送られてきた包みには、6月1日付けの「釧路新聞」が同封されていました。第1面に、キクイモを、「産学官連携で本格的な製品化に踏み込んだ」として、キクイモを使ったパウンドケーキの写真が載っています。
北海道の農業者は、なかなか新しいことをしたがりませんが、一度やるとなると、いきなり大きな規模でやってしまうのが特徴です。北海道・釧路発で、キクイモのブームが巻き起こるのかもしれません。
まあ、量産する人には、していただくとして、わたしたち〈自給派〉としては、栽培容易で味わい深い作物として、今までどおり、キクイモを大切に育てていきましょう。

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「危険な食卓」

あの「メ・シクーナ」の伊藤さんが、ご自身の「創作団だいだらぼっちの越境型もののけ思考とその動向。」という長い名前のブログの、5月29日の記事で、「「危険な食卓」を取り戻していこう。」と主張しています。危険な食卓を取り戻す? 安心・安全な食卓の間違いじゃないの? いえ、「危険な食卓」でいいんです。そこが、伊藤さん一流の、逆説的表現なのです。

生きてるモノにとって、「喰う」ってことは、本来、常に「危険」と隣り合わせの行為じゃなかったの?
「安心して喰う」なんてことをさも当たり前とする感覚こそ、ズレちゃってるんじゃないのかな?

添加物がいや?農薬がいや?
本来やるべき「喰う」為の前段行為をぜーんぶ他人まかせにしといて、「安全」や「安心」を求めるなよ、と思ってしまう(同時に強く自戒する)。

うーん。「自由からの逃走」という言葉を思い出しました。
食べられるかどうかの判断を自分でやるとなると、その責任も負わなくてはならなくなる。それがいやだから、それを〈権威〉に肩代わりしてもらうことになる。信頼の置ける食品メーカーが作った食べものだから、安心だ、などと。
自分で判断しないで生きていくことによって困ることは、多様な価値観の中から、状況に応じた判断を選び取って、的確に生きていくことができなくなってしまうことでしょう。何にも頼らないで、オリジナルな判断ができるようになるためにも、自給・自炊は、優れた練習課題になるのではないかと思います。

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葉物野菜・キクイモ

キクイモの芽が出てきています。じつは、このキクイモの若葉を、ゆでて食べることができます。土の中にできる芋を食べるだけではないのです。これって、きくいもハウスさんのサイトにも出ていない情報でしょう?
キクイモの若葉なんて、どこにも売っていませんから、これを食べられるのは、自分で栽培している人だけの特権です。
わたしは、とりあえず、おひたしにしてみました。

Kikuimowakame Kikuimoohitashi

キク科らしい、さわやかな青みがある風味です。とは言っても、春菊ほど強い香りではありませんが。舌触りは、ほうれん草なんかに比べると、少し乾きめ。ゆでたあとに、細かめに刻んで、油で炒めると、よりおいしくなりそうな味だと思いました。

田中が「食べられる」と言っても、信用できない、と思っていらっしゃる方は、『カラーグラフ 山菜の楽しみ』(北海道農業改良普及協会)という本にも、「キクイモの若葉は食べられる」と書いてありますので、お確かめください。

写真、追加です。キクイモの葉炒めキムチ味。

Kikuimokimuchi_2

キクイモの若葉をゆでて、刻んで、油で炒めて、市販の「キムチの素」(エバラでも、桃屋でも)で味付けします。
やっぱり、油を使ったほうが、味がなじみますね。

きくいもハウスさんのレシピのページから、この記事にリンクが張られている! まだ数時間とたっていないのに、早い!!

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拓殖大学北海道短期大学食農研究会発行「メ・シクーナ」第6号

わたし田中の出身校であります、拓殖大学北海道短期大学の、食農研究会が発行するフリーペーパー、「メ・シクーナ」の第6号が発行されました。伊藤編集長、大活躍です。

〈内容〉
沖縄県 宮古島のお千代さんに会いに
世界のまん中で飯を喰おう 「虫喰う人々」の巻
「自給的栽培」の楽しみ 道具編
土って何だ?〈中編〉
昨日晴耕今日雨読 岡本太郎『歓喜』
今日からできる!ミミズの飼い方 ミミズコンポスト

「自給的栽培」の楽しみ 道具編、というところを、わたしが書きました。

この「メ・シクーナ」第6号を、「栽培生活友の会」会員の方限定で、お申し込み先着9名様に差し上げます。ご希望の方は、メールでご連絡ください。
会員頒布のページ

Mesicuna6 ←写真は、伊藤編集長撮影

お、「直播・無施肥・不耕起」の文字が見えますねー。こういうの、実学的農学系の学生さんたちに、どのぐらい伝わり、響くものなのでしょうか。

トップの、赤堀さんによる記事。北海道の研修農家と、沖縄の包み込むような人情とが対比的です。続きの次号が待ち遠しいです。

伊藤編集長は、「食農研究会」と名乗りながら、グルメにも、ダイエットにも、ヘルシーにも行かなくて、「虫喰い」記事ですから、傑作です。
エビとか、サワガニとかを食べることができるのですから、丘のガサガサした虫たちも、あと一歩ですよね。ウニウニした芋虫系となると、未知の領域ですが、確かに、身近で得やすい栄養源なのでしょう。
でも、うまいからといって、〈珍味〉化されて、食品会社が売り出したとしたら、それはそれで、自然破壊や、本来それを食べるべき人たちから奪うことになってしまったりするのでしょう。自分で捕って食べる場合のみOKということで。
いよいよ食べるものがなくなって困ったときには、参考にさせていただきます。

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強風

わたしが今年借りている3カ所の畑のうち、一番広い〈元水田畑〉は、カラスのほかに、もう一つ悩みの種があります。それは、強風です。
17日の午後から19日の夕方にかけて、強風注意報が出ていました。やられました。トンネルが壊れていました。すんでしまってからの反省をすれば、強風注意報が出ている間だけでも、不織布べた掛けの周囲をしっかり留めるやり方に変更して、やりすごすべきでした。
去年は、陸稲が、強風のために、よく育ちませんでした。風よけのフェンスを張ってからは、少し持ち直しましたけれど。それから、もうじき収穫だというところまで育ったエゴマの多くが、強風のために、根元近くから折れました。これも悲しかったです。今年は、摘心と土寄せで乗り切れるか、と思っていたのですが、今回の強風を見て、心が揺らいでいます。今年は、この畑では、エゴマは止めようかな。

強風と言えば、北海道には、台風は来ない、と言われていますが、たまに来ることがあります。わたしが北海道に来た5年前が、そうでした。
めったに来ないので、北海道の人たちは、台風対策が下手です。九州からのニュースで、「積雪5センチメートルで、交通麻痺」なんてのを聞くと、北海道の人たちは、「5センチでか」と大笑いするのですが(九州のみなさん、ごめんなさい)、北海道人の台風への備えの甘さは、他の地方の人たちからすると、滑稽に見えるかもしれません。「滑稽」と言うだけではすまない、甚大な被害が出てしまうのが、災害の恐ろしさなのですが。
5年前の台風のときは、わたしが乗っていた自動車が、風で浮き上がって、一時、ほとんどハンドルが利かなくなりました。帰宅途中の道で、立木が倒れていて、通過できずに、ものすごい遠回りをしました。
農作物にも、被害が出ました。農家のハウス(温室)も、壊れました。ハウスの中の農作物をあきらめて、強風の中、カッターでハウスバンドとビニールシートを切ってまわった人もいました。せめて、ハウスのパイプ(柱)が曲がるのだけは防ごうとしたのでした。

日頃から、ポケットラジオで、注意報・警報など、気象情報をチェックして、適切な対応を心がけようと思います。

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