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根粒

Konryukin

大豆の根っこです。ところどころに玉がついていますが、これが「根粒(こんりゅう)」と呼ばれるものです。大豆は、この根粒の中に、「根粒菌(こんりゅうきん)」という微生物を住まわせています。この根粒菌と協力して、空気中の窒素を、植物が利用できる形に固定しています。つまり大豆は、自分が成長するための窒素肥料成分を、自分でつくっているのです。
多くのマメ科の植物は、このように、根粒菌と共生をしています。マメ科の植物が、低肥料状態の畑でも育つだけでなく、マメ科の植物を育てたあとの畑で、マメ科以外の植物もよく育つようになります。

窒素肥料は、高温高圧の条件下で窒素と酸素からつくる方法が発明されて以来、大量に使われるようになりました。その窒素成分が、めぐりめぐって自然界に放出されて、土壌や水系が富栄養化されて、生物が生存できないところが広がっています。
窒素肥料成分は、人間や家畜の糞尿という形でたまりにたまっているのですから、まずこれをきちんとリサイクルするべきです。人工的な窒素肥料を安易に使うことは、自然環境に対して無責任だと、わたしは思います。
マメ科の作物をうまく輪作体系の中にとり入れて、全般的に低肥料状態で栽培するようにすると、過剰施肥をすることがなくなって、窒素成分による環境汚染の問題は解決できるようになります。

赤クローバーも、マメ科です。赤クローバーを畝間に育てるのも、窒素肥料成分を補うのに、いい方法です。わたしは、「ソバ+赤クローバー」と「小麦+赤クローバー」の組み合わせで混植してみたことがありますが、どちらもよく成長しました。
「大豆+赤クローバー」の組み合わせは、いまいちでした。マメ科同士は、うまくないみたいです。

きょうは、枝豆を収穫したついでに、大豆の根っこのほうも見てみました。

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