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簡単豆料理

今年収穫したアズキをどう食べましょうか。ありがちなのは、「あんこ系」ですね。お汁粉とか、ぜんざいとか。あれ? お汁粉とぜんざいって、どう違うんでしたっけ?
まあ、甘いものも、たまにはいいですけど、そうしばしば食べるものでもないので、日常的に食べられる食べ方ということで、「主食系」で、かつ、甘くもしょっぱくもしないものを考えてみました。

まずは、こちらです。

Azukigohan_2

はい、アズキご飯です。基本中の基本ですね。

アズキは、水で戻さなくても、すぐに茹でることができます。ただし、最初に軽く茹でた汁は、捨ててください。これ、「しぶきり」といいます。そして、そのあと、30分ぐらい茹でます。アズキご飯用のアズキは、「少しかたいかな?」と思えるぐらいでいいです。その茹でたアズキを、炊飯器でご飯を炊くときに混ぜるだけで、アズキご飯は、できあがりです。

続きましては、こちら。

Azukipan

アズキ入りの食パンです。

先ほど、アズキご飯のときに茹でたアズキを、もう少し柔らかくなるまで茹で続けます。そして、ホームベーカリーで食パンを焼くときに、レーズンパンを焼くときにレーズンを入れるポケットに、茹でたアズキを入れます。あとは、機械任せで、アズキ入り食パンができます。

ご飯、パン、ときたら、次はこちら。

Azukimochi

アズキもちです。野菜スープに入れて、お雑煮にしてみました。

アズキパンを焼いたときと同じように、柔らかくなるまで茹でたアズキを、全自動もちつき器でおもちをつくるときの、ぎりぎり最後あたりで、バッとぶち込んで、すぐふたを閉めます。

アズキに続きまして、今度は、大豆を食べてみましょう。大豆は、納豆にも、豆もやしにもなりますし、みそを仕込んでもおいしいのですが、今回は、もっと手早くできるものをご紹介します。こちらです。

Hijikini

大豆とひじきの煮物です。
「量…目分量、時間…適当、手に入りやすい素材で、簡単料理」の、はじまりはじまりです。なお、今回は、「スズマル大豆」という、小粒の品種の大豆を使っています。

まず、大豆を半日から一日水につけて、「戻し」ます。「ふやかす」わけですね。北海道の言葉では、「うるかす」といいます。水を吸って、十分にふくらみましたら、そのご、1時間から1時間半ぐらい、ほどよい柔らかさになるまで、茹でます。そして、水で戻した干しひじきと、刻んだにんじん、油揚げ、ちくわといっしょに、めんつゆ味(だし汁+しょう油+みりん)で煮て、味をしみ込ませれば、できあがりです。
ひじきも、にんじんも、油揚げも、ちくわも、どれも、ありふれた素材なんですけど、この組み合わせで集まると、がぜん、輝くような美味になります。この、大豆とひじきの煮物がかもしだす、えも言われぬなつかしさは、何なんでしょうか。ああ、これ、小学校の給食でよく食べた味なんですね。給食では、これに食パンかコッペパンが付いていましたが、ご飯のほうが合うのは、言うまでもありません。

大豆は、アズキでアズキご飯用を炊いたように、大豆ご飯にすることができます。こんな感じです。

Daizugohan

そのさい、水戻しや下ゆでをしないでも、すぐに炊き込む方法があります。それは、フライパンで大豆をから煎りするのです。ほんのり軽く色がつくぐらいに煎ってから炊き込むと、豆の皮にひびが入って、手早く火がとおるようになります。こうすると、豆の香ばしさも加わって、おいしく食べることができます。お試しあれ。

次に、白花豆とほうれん草のオーブン焼き、いってみましょうか。

Hanamameyaki

もうちょっと、ほうれん草が多いほうがよかったかな。
では、つくり方です。白花豆は、水で戻して、一度アズキのときのように「しぶきり」をして、さらにまた、柔らかくなるまで茹でます。ほうれん草は、茹でて、食べやすい大きさに切っておきます。タマネギとネギを切って、オリーブ油で炒めます。そこに茹でトマトをつぶし入れます。塩と砂糖で味をつけます。そこに白花豆とほうれん草を混ぜて、耐熱容器に盛って、オーブンで焼けば、できあがりです。

手亡(てぼう)豆のスープ

Tebosoup_2

手亡という、白い小粒の豆なんですけど、あんまり食べられていないみたいですね。白あんに加工されることが多いのでしょうか。味のいい豆なので、料理に使わないのは、もったいないです。
では、つくり方です。水戻し、しぶきり、柔らかくなるまで茹でるところまでは、白花豆といっしょです。タマネギと、みじん切りにしたニンニクを、オリーブ油で炒めます。そこに、つぶした茹でトマトを入れて、塩とリンゴ酢と砂糖で味をつけます。これを、茹でた手亡と混ぜて、じっくりぐつぐつ煮て、味をなじませれば、できあがりです。

豆料理、味は、おこのみで、いろいろ工夫してみてください。わたしは、お医者さんに、「油は控えるように」と注意されているので、あっさりした感じにして、食べています。おまけに、「乳製品も控えるように」とも言われているので、パンを焼くときのバターをのぞけば、チーズやヨーグルトも、使わないようにしています。香辛料や香草類も、あんまり使いません。使うのは、ニンニクとショウガぐらいです。概して辛いものが苦手、という事情もありますし、自給できないものは食べたくない、という心情もあります。食事制限のない方は、もっと料理のバリエーションが広げられることでしょう。おいしく料理して、いっぱい豆を食べてください。

レシピというほどのものもないものですが、写真だけ追加しておきます。

Satoni

水で戻して、しぶきりをして、砂糖で味つけして、煮込んだ白花豆です。甘さは、おこのみで、濃くも薄くもできます。おやつにいいのではないでしょうか。

Tebogohan

手亡豆ご飯。見た目も、きれいです。

Mamegohan

いろいろ豆ご飯。虎豆、貝豆、くらかけ大豆、紅花豆なんかも入ってます。

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コメント

あれ?なんかブログの雰囲気変わっちゃいましたね。

でも、田中さん結構マメなんですね。ここまでいろいろ作っちゃうなんて。僕は手亡豆のスープがおいしそうに見えました。

豆もここまでバラエティーにあると楽しいですね。ついつつい並べて見たくなりそうです。

投稿: サユール | 2008年12月 7日 18時10分

サユールさん、こんにちは。

ブログ、模様がえしてみました。気分転換です。

いい加減な料理で、どうかなとも思ったのですが、自給的栽培をしたら、自炊までしないと、という思いがあるので、思いきって公開しました。
手亡は、豆自体の味がいいです。酢の味に合うと思います。

豆は、ながめているだけでも、楽しいです。食べるためだけではなくて、見た目の美しさを求めて栽培しているようなところがあります。花もきれいですし。

このほかにも、緑豆があるのですが、収量が少なかったので、自分で食べるだけで、販売はしません。
豆があれば、冬の間も、食べるものに心配することはありませんね。

投稿: 田中敬三 | 2008年12月 7日 20時08分

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