畝間1メートル

Komugiunema1m

秋まき小麦、芽が出てきました。
小麦は、当地では、このように条まきではなくて、全面まきに近いまき方をします。わたしは、畝間に1メートルをとりました。近所の人が見たら、なんて無駄な畑の使い方をしているのかと、驚くのではないかと思います。
いいのです。このぐらい畝間があったほうが、間を通って作業をするのが、しやすいのです。草刈りなど、刈り払い機を持って、ダーッと走れば、片付いてしまいます。やろうと思えば、耕耘機を入れて中耕もできます。
小麦だけではなくて、来年は、すべての作目で、畝間1メートルを標準にしようと思っています。秋まきの小麦と、先日植えたニンニクから、このルールを適用しています。
去年は50センチメートル、今年は75センチメートル、そして来年は1メートルと、畝間が年ごとに広がっていきます。いいのです。北海道には、余っている畑地は、いっぱいあるのですから。
今年は、草の勢いに負けて、作物が日陰になって、熟度にばらつきができて、収穫できなくて、無駄になった作物が多かったです(豆類など)。来年は、そういう無駄をなくして、さらに、作業の軽減化をも目指します。

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秋色

2日ほど、雨がちの日が続いたあと、急に畑が秋色に色づきました。
まず、空が違います。
3日前に撮影した空は、こんな、夏の雲でした。

Natsunokumo

Akinosora それが、きょうは、こんなふうに、すっかり秋の空なのです。

秋まき小麦用のスペースを作りたいので、急いでジャガイモを掘りあげました。

Imokongo

色も大きさも、まちまちです。

カボチャは、同じ一つのカボチャの実から種をとったのに、できたカボチャは、白かったり、濃い緑だったり。

Kabochakozatsu

みんな違って、みんなよい、ですね。いろいろあって、楽しい。

Hatomugiiroduku

ハトムギの実も色づいてきました。

これは何をやっているかというと、

Azukiinakibi

刈り取ったイナキビの株の上に、刈り取ったアズキを載せて、乾かしているところです。こうすると、空中に浮いているから、風通しがいいのではないかと。

Muginukegara これは、脱穀し終わった秋まき小麦の抜け殻。
稲架に干しておいた小麦の束を、脚立のステップにたたきつけて脱穀します。脱穀機はいりません。ぱんぱんとたたきつけるだけで、小麦の胚乳が外れて、脱穀から脱ぷまでが、一度に済んでしまうのです。脱ぷ機もいりません。籾殻は穂についたままです。なんて楽なんでしょう。
わたしが育てているのは、「ホクシン」という品種ですが、他の品種でも、こんなふうにうまくいくかどうかは、分かりません。

Okabotoramame

手前の、背の低い、黄色っぽい穂が、陸稲です。
うしろの、支柱にからみついて、もこもこ繁っているのが、虎豆です。
豆類も、エゴマも、急に黄色っぽくなって、収穫の季節になってきました。

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麦畑

Mugibatake

きのうの、麦畑の様子です。手前から、ハトムギ、オオムギ、陸稲、秋まき小麦です。秋まき小麦、スズメのえさ場と化しています。さっさと刈り取ってしまおうか、もう少し熟させようか、どうしたものか。

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生の発芽小麦を食べてみる

nullさんのブログの、「発芽小麦がおいしすぎる。」という記事を見て、まねをして、発芽小麦を作って、食べてみました。

Hatsugakomugi

小麦を水につけておくだけです。もやしを作るのと同じ要領でいいようです。水が腐敗しないように、ときどき換えます。写真のような感じで、白い芽が出てきたあたりで、食べます。味付け調理はしないで、生でそのまま食べてみました。感想は……

〈生〉です。穀物ではなくて、野菜になっています。水を吸って軟らかくはなっていますが、かんでいても、ふすまの部分が最後まで口の中に残ります。
味付けは、しないほうがいいと思います。これはこれで、そのまんまの〈生〉の味を楽しむものなのでしょう。動物が、自生の植物を食べるような、野性的な感覚がよみがえってくるようです。調理というものが、あれこれ味を付け加える〈プラス〉の発想なのに対して、この生の発芽小麦は、何もしない〈ゼロ〉の味。〈プラス〉の発想では作れない、次元の違う味なのだと思います。

小麦は、粉に挽いて、うどんやパンにして食べる食べ方も捨てがたいので、生発芽小麦も、粉食も、両方やっていこうと思います。特別な道具を使わないで、手軽に小麦を食べる方法があることを知って、よかったと思います。味も、新鮮な驚きでした。
少しずつ、切らさないように作っておいて、食べてみようと思います。そのへんの小皿で作れますから。
玄米なんかに似て、よくかんで食べるので、唾液がよく出ますし、かむ刺激があって、過食にならなくなるかもしれません。

やってみないと分からないこと、というものは、あるものです。

小麦の種を農協で買ったときに、収穫した小麦を種として販売することは禁じられている、と念を押されましたが、こういう食べ方があるなら、種としてではなくて、食品として玄麦を販売することもできるのではないか、と思いました。小麦を発芽させるのは、栽培というよりも、むしろ、調理に近い行為でしょうから。

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赤さび病

秋まき小麦(ホクシン)の葉に異変があらわれました。下のほうの葉に、赤褐色の小さな斑点を中心にして、黄化が見られるようになってきました。

Akasabibyo

北海道立中央農業試験場の「小麦図鑑」というホームページを見ると、この異変は、どうやら〈赤さび病〉のようです。
ホクシンという品種の小麦は、赤さび病になりやすいようです。手の打ちようがないので、収穫まで持ちこたえてくれること願いながら、様子を見ることにします。

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こぼれ種(小麦)

Koboremugi

去年収穫した秋まき小麦のこぼれ種から生えてきた小麦です。耕起も施肥もしていません。このまま行けば、収穫するところまで行くでしょう。
わたしが去年・今年と使っている3カ所の畑で、こぼれ種で生えてきているのは、小麦とソバです。去年の収穫しなかった種芋から生えてきているのは、ジャガイモとキクイモです。
10年は収穫を続けられると言われるアスパラガスも、ランナーで増えるイチゴも、たくましい作物です。
このあいだ、わたしは植えていないのに、畑にぽつんと1本、トマトが生長していたことがあります。鳥が食べかけを落としていったのでしょうか。トマトも、熟した実が落ちて、そのままにしておくと、次の年に芽が出てくることが多いです。

人間が手をかけなくても、自ら世代交代をして生き延びていく、こういった作物たちのたくましさに、感心させられます。気候風土に合った、安定成長する作物を、もっと栽培していきたいです。

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余っている種をさしあげます

わたしのところで余っている種を、「栽培生活友の会」http://saibaiseikatsu.jp/tomonokai.htm の会員に登録されている方限定で、さしあげます。(「どなたでも」と言うと、殺到しそうなので、限定して、様子を見てみます。)
どれも、去年自家採種して、今年、自分でも栽培をはじめている種で、発芽することは、確認済みです。
栽培のし方に関しては、わたしが経験した範囲で、質問にお答えしますが、栽培については、栽培なさる方の自己責任でお願いします。
少量、封筒に入れてお送りします。お試し=サンプルと考えてください。どれもみんな固定種なので、うまく育てば、採種して、増やすこともできます。
まず、どの種をご希望かを、「会員頒布」のページ
http://saibaiseikatsu.jp/kaiinhanpu.htm から、メールでご連絡ください。

〈さしあげる種のリスト〉(この記事を書いた6月11日現在)

タイサイ
春菊
ネギ
亜麻
まさかりカボチャ
黄色八列きび
ソバ
ヒエ
イナキビ
モロコシ
アスパラガス(追加!)

ニセアカシア(ハリエンジュ)の種についてのお問い合わせが多いのですが、ニセアカシアは特定外来生物に指定されかけている、デリケートな存在ですので、お住まいの地域の養蜂業者さん(ニセアカシアを蜜源として利用しています)に、その地域の事情についてうかがってください。わたしから種をお配りすることはしていません。

強力粉がとれる春まき小麦の種をお探しの方からのお問い合わせをいただきます。わたしは、最初は農協で買ったのですが、買ったときに、わたしが小麦を種として販売するのは法律違反だ、と注意を受けました。売るのではなくてさしあげるのはいいのか、ほかの種と交換するのはいいのか、食品として売った小麦を買った人が種として使う場合はどうなのか、よく分かりません。法律に詳しい方、教えていただけるとありがたいです。

【追記】
上記記事で、「みんな固定種」と言いましたが、ネギとアスパラガスは、わたしが使わせてもらっている畑の、わたしが使いはじめる前に使っていた人が残していった作物から採種したもので、品種不明です。もしかしたら、交配種の二世かもしれません。訂正します。

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畝幅

栽培に関して判断を必要とするときは、わたしは、現場で考えることにしています。「畑の図」とかを描いてみたりはしますが、現場で歩いて見て回らないと、的確な判断はできません。

今は、種まきの時期ですが、一つ、大きな問題は、畝幅です。
畝は、なぜ作るかと言いますと、一つには、水は
けをよくして、根腐れを防ぐ、という目的があります。元水田畑など、雨が降ると、ぬかるんで大変です。でも、ここ数年は、雨が少ししか降らなくて、水不足で問題になったことはありますが、水が多くて困る、ということはありませんでした。
畝を作るもう一つの目的は、作業のしやすさです。畝間を歩いて農作業ができれば、種まきでも、刈り取りでも、効率よく仕事をこなすことができます。
面積が少ないときは、どのように作物を植えようと、どうでもいいのです。わたしも、自宅の庭では、挿し木で増やした食用菊の苗を、あいているところに適当に植えてありますし、タイサイと春菊の種など、混ぜて適当にぱらぱらまいて、覆土もしていませんが、いい具合に芽を出してきています。有毒の植物との区別さえつけば、作物をきれいに並べて生やす必要など、全くないと言ってかまいません。
しかし、上記のようなことは、栽培面積が狭い場合のことでして、ある程度以上の面積の栽培をこなさなくてはいけないときには、畝があったほうが便利なのです。

では、畝幅は、どのぐらいにしたらいいのでしょうか。これは、作物によって、最適な畝幅があるのですが、不耕起栽培のように、一度畝を作ったら、毎年その畝を使うような栽培方法の場合、どの作物にも使えるような、〈汎用畝幅〉があると便利です。
昔からよく、いろいろな作物に使われていた畝幅は、2尺=約60センチでした。去年、わたしが作った畝(土を盛らない〈平畝〉ですが)は、平均で約50センチでした。耕耘機の刃の幅が50センチだったからです。

50cmune_2

この図のように、耕耘機で耕した筋2本分(1メートル)に、135センチ幅のマルチを張って、筋1本分を通路にしたのですが、あとから欲張って、この通路にも作物を植えたのが災いしました。
マルチを張ったのは、中島正さんの、『農家が教える自給農業のはじめ方』という本に、マルチ利用が勧められていたからです。マルチについては、実際に使ってみて、使ったほうがいい作物と、使わないほうがいい作物とがあることが分かりました。
今年は、3カ所借りている畑のうち、2カ所は、全部はがしましたが、一番広い畑は、めんどくさくなって、今年も張ったまま使うことにしました。ただし、今年は、マルチの中央に穴を開けて、下の図のように、畝幅が75センチになるように使います。

75cmune

畝幅を広げることで、去年いろいろあった弊害が、かなり改善されると思います。
下の写真が、マルチを残す予定の畑です。畝間に見える緑の筋は、秋まき小麦(ホクシン)です。

Unehaba 

畝幅のほかに、もう一つ悩んでいるのは、トンネルを作ろうとしていることです。トンネルというのは、作物の上に張る、アーチ状の支柱と透明フィルムで作る、ミニ温室です。陸稲の一部と、今年初挑戦のハトムギの一部に、使ってみようと思っています。陸稲もハトムギも、トンネルを張ることによって、苗の生長が安定することになると思われます。
資材購入にお金がかかるので、全面に展開するのは厳しく、お試しで一部分、やってみます。経費以上に効果があれば、来年、面積を広げますし、たいしたことがないようであれば、別の方法を考えます。
使い回し3年目になる不織布も、風よけ、鳥よけ目的に、今年も使います。

Akaclover_2

この写真は、去年、春まき小麦を栽培した畑の現在です。赤クローバーが生えています。今年は、ここで豆類を栽培するつもりでいます。
赤クローバーの種は、適当にぱらぱらまきます。覆土はしません。水気があれば、発芽します。ここ北海道ですと、冬以外でしたら、いつ種をまいても、発芽しました。
赤クローバーは、草勢がほどほどで扱いやすい、窒素固定をしてくれる、〈肥料草〉です。

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早生、中手、晩生

「わせ、なかて、おくて」と読みます。難読漢字ですね。
生育期間が短くて、早くできる作物が早生、生育期間が中ぐらいで、早生についでできる作物が中手、生育期間が長くて、遅くできる作物が晩生です。

Waseokute 大豆の畑です。手前の、青あおと茂っているのが、わたしのダイズです。品種は「えんれい」です。その奥の、黄色っぽく枯れているのが、お隣の方のダイズです。品種はよく分かりませんが、「鶴の子」ではないかと思います。品種によって、こんなに成長の速さが違います。
わたしが今年栽培しているダイズでいうと、「スズマル」が一番早生です。一部はもう刈りとって、島立てしてあります。「くらかけ」は、やや遅いですが、「えんれい」よりは早いようです。

Aogari これは、アズキです。まだ、青いさやもありますが、あしたあたりから、刈りとろうかと思っています。青いさやの豆も、刈ったあとで追熟して、ちゃんとアズキの色になります。
ダイズは、立ったまんま十分に枯らしますが、アズキは、早めに刈りとります。

小麦に秋まきと春まきがあるのが、北海道の小麦栽培の特徴です。
秋まきは、秋に種まきをして、雪の下で冬を越して、春また成長を続けます。十分に時間をかけて成長します。
春まきは、春に種まきをして、短期間で一気に成長させて、収穫します。畑を低栄養状態にして栽培して、安定的に収穫するには、栽培期間の長い秋まき小麦のほうが向いている、と言うことができます。

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小麦の種の塩水選と風呂湯浸法による種子消毒

当地界隈の秋まき小麦の種まき適期は、9月下旬です。こまかく言う人は、23日だと言います。週間予報では、あしたは晴れで、あさっては雨です。もう、あしたやるしかないですね。

そこで、塩水選による「種えらび」をしました。塩水につけて沈む、重い、いい種を使おう、ということです。よしだひさし・めぐろみよ『ムギの絵本』(農文協)から引用します。

水1.8リットルに塩230グラムくらいをとかした塩水の中にタネを入れて、しずんだものをまこう。しずんだものは、よくふとったいいタネだ。そのあと、いちど水洗いして、2日ぐらいかげぼししてからまこう。

Ensuisen_2 使用した種は、今年、収穫したばかりの自家採種の種です。全部浮いてしまったらどうしようかと心配しましたが、幸い、ほとんど沈みました。
ちなみに、品種は、「ホクシン」です。今年、全般に、種を密にまきすぎて、うまくいかなかったので、その反省を込めて、種は、2キロ、用意しました。他の作物と互い違いの混植なので、栽培面積が出しにくいのですが、ざっと2畝(2アール)ぐらいとして、このぐらいの種で、どうでしょうか。

Huroyu_2 次に、風呂湯浸法による種子消毒です。農協から種を買ったときは、薬剤による種子消毒がされていたのですが、自家採種2年目ですので、自分で種子消毒をしなくてはなりません。日本有機農業研究会『有機農業ハンドブック』(農文協)に、やり方が出ていました。引用します。

小麦にはハダカクロホ病などの種子伝染する病気がある。そこで、45℃にし、火を完全に消して、毎時1.5℃ぐらい下がるようにフタを開けた風呂に浸すとよい。8~10時間後に引き上げ、むしろに広げて、陰干しする。

ということで、お湯に浸すところまでは、このとおりにやったのですが、事件は、そのあとに起こりました。

去年も、この種子消毒のやり方でやったのですが、そのあと、網ごと、コンデンス型除湿器のある小部屋に入れて一晩おきました。朝見てみて、びっくり。さすがのコンデンス型除湿器も、網ごとおかれては歯が立たなかったと見えます。なんと、発芽しはじめているではありませんか! しかも、芽がからみあって、かたまりになっている! 大慌てで、予備用の種を、同じ手順で用意しました。前の、かたまりになった種も、もったいないので、ほぐしほぐし、まいていきました。

そんな失敗があったので、今年は、脱水専用の機械と、食品乾燥と生ごみ処理兼用の、バケツの中にファンで空気を流し続ける機械とを用意して、ことにのぞみました。
なぜ、本に書いてあるように、むしろに広げて陰干ししないかといいますと、わたしは、狭い市営住宅に住んでいまして、納屋というものを持っていません。広げて干すスペースがないのです。ひなたでよければ、共有地の芝生の上でもいいのですが、そしたら、「スズメさん、ご自由に召し上がれ」状態になってしまいます。なので、乾燥機を使おうとするわけです。

お湯からあげた種を、洗濯ネットの中に入れて、脱水専用機で脱水をして、とり出してみると……なんと、小麦が半つぶれになって、洗濯ネットにねっちゃりくっついているではありませんか! お湯につかって柔らかくなった小麦に、脱水専用機の強力な遠心力が作用して、つぶれてしまったようです。
脱水のときに、半分に分けていたので、1キロは、無事でした。つぶれても、芽が出てくるかもしれないし、捨ててしまうのはもったいない、と思って、無事だった1キロと混ぜて、食品乾燥機の中に入れました。あした、うまく乾いてくれているといいのですが、またかたまりになっていたら、どうしましょう。

ま、うまくいかなかったら、塩水選も種子消毒もなしで、いきなり、収穫したままの「ホクシン」、まいちゃいます。ちゃんちゃん。

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写真ニュース(きょうの畑から)

アブラムシがついて、一時、ほとんど消滅しかけたアズキでしたが、ごらんのように、あのダメージが嘘のように、完全復帰しています。今年も、アズキが食べられそうです。虫の害については、自然の回復力にかけて、放っておくしかないみたいです。

Hukkatsu

黒エゴマの畑に入ると、あちこちで、ハチの羽音がしています。恐ろしいぐらいに、たくさんのハチたちです。エゴマのハチミツって、どんな味なんでしょうか。

Hatohachi

陸稲が、ようやく実をつけてきました。精米して食べるところまでいけるか、どうでしょう。

Rikuto


この畑は、去年まで水田だったところです。水稲のこぼれ種から勝手に生えてきたと思われる株も、実をつけてきました。なーんだ、水がなくても、米はつくれるんじゃん。でも、ものすごく、成長が遅いです。これも、食べるところまでいけるかどうか。がんばってくだされ。

お次は、えん麦です。品種は「前進」。写真は、はさがけしてあるところですので、生えているときと上下が逆です。
カボチャのコンパニオンプランツだというので、種をまいたのですが、勢いがよすぎて、カボチャが地面をはうことができず、空中をさまよってしまいました。失敗、失敗。

このあたりの人たちは、飼料用に栽培します。でも、「オートミール」のもとですから、どうやるかわかりませんが、うまくつぶせれば、人間だって食べられるはず。挑戦してみようと思っています。

Enbakuhasa

こぶしの大きさにも満たない、ミニカボチャです。品種は「甘露錦(かんろにしき)」といいます。別名「恐竜の卵」。鮮やかな縦縞が印象的です。

Kyoryu_2

最後の写真は、畑ではなくて、自宅の庭にあるのですが、ゲンノショウコです。種が入ったさやがはじけて、中の種が飛び散ります。はじけたあとの、くるくると丸まったさやが、かわいいでしょう?

Tanetobashi

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春まき小麦を脱穀しました

春まき小麦(春よ恋)の脱穀をしました。例によって、はさがけしてあった束を、脚立の踏み板にたたきつけて、脱穀しました。
秋まき小麦(ホクシン)は、「のぎ」がないのですが、春よ恋は「のぎ」がいっぱいあって、うまく脱穀できるか心配でしたが、「のぎ」は、最初の一撃で、きれいに外れました。ただ、秋まき小麦(ホクシン)に比べると、脱粒しにくいので、かなり強い力でたたきつけなくてはならないので、手がくたびれます。
それと、秋まき小麦(ホクシン)に比べると、きれいに脱粒しません。とうみをかけたあとにも、ごみが残るので、手作業でごみとりをしないと使えない、と思いました。

春まき小麦Harumakitsubu_2 秋まき小麦Akimakitsubu

スレッシャーという機械があると、小麦でも、豆でも、ソバでも、エゴマでも、粒をとり出す作業は、何でもしてくれるらしいです。わたしは、実物を見たことないんですけど。コンパクトなスレッシャーがあるならば、1台ほしいです。収穫後の作業が飛躍的に楽になると思います。(……いや、楽しないほうがいいのかな。)

【追記】
足踏み式脱穀機は、持ってるんですけど、脱穀機で小麦を脱穀すると、殻の中の粒が出るかわりに、穂の「首」のところがちぎれちゃうので、たたいて脱粒させるのです。

↓足踏み式脱穀機でヒエの脱穀をしているところ
Datsudenka_2

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小麦のこと、倒伏のこと

もう、1カ月以上、小麦の刈りとりをしています。秋まき小麦は、脱穀まで終わっています。春まき小麦が、まだ半分も刈り終わっていないです。
まあ、小麦は、栽培面積が一番広いですし、ほかの作物もやりながらなので、こんなものだとは、思います。刈り遅れたからといって、脱粒するわけではありませんし、今ごろの気候で、穂発芽することもない、と思われます。

「じいさん(この畑の地主さんのお父さん)」が来て、
「ほう、豊作だねえ、小麦の畝間の牧草(赤クローバーのこと)が」と、皮肉を言っていきました。この「じいさん」、同じこの春まき小麦が、元肥不足で育たなかったときにも、液肥を追肥していたわたしのそばに来て、
「今年はもう、勝負ついたな。ふんっ」と、吐き捨てるように言っていった人なのです。
こういう「憎まれ口」は、わたしに対する、屈折した愛情の表現なのだと、わたしは解釈しています。いいのよぉ~、もっとおっしゃ~い。

少し、畑の写真を載せておきます。
これは、ソバの白い花。

Sobanohana_3

それから、これが、モロコシ(タカキビ)。

Morokoshiho_2

イナキビは、穂の先のほうから脱粒しはじめているので、熟した穂から、刈りとっています。
ヒエは、1度倒伏して、ハウスバンドを張って支えたのですが、今度は反対側に倒伏しました。両方から、ハウスバンドで、はさみうちにしてやりました。

何日か前に、ヒエを5年間栽培していて、今年初めて倒伏した、と書きましたが、自分のホームページをサイト内検索したら、去年も倒伏していました。いい加減な記憶力です。
ただ、去年は、風のせいで倒伏したのに対して、今年は、畝間のとり方の失敗や、土寄せしなかったなど、管理不十分による倒伏なので、やりようによっては、防げたかもしれなかったのです。

ヒエ以外の作物でも、単発的な倒伏はあります。
食用菊でも、倒伏がありました。この場合など、何が原因というよりは、食用菊が、自発的に倒れたような印象を持ちました。倒れて地面についた茎から根が出て、先端が垂直に起き上がって、芽が再び伸びていくのです。それによって、根を張る範囲を広げているのです!

あと、倒伏には、野生動物がとおったために倒れる場合があります。不自然な倒れ方をしているなー、と思ったら、マルチフィルムの上に、足跡がいっぱいあった、なんてこともありました。

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秋まき小麦「ホクシン」、春まき小麦「春よ恋」

去年の秋に、山の畑に種をまいた、秋まき小麦「ホクシン」の刈りとりが、終わりました。もっとていねいにやれば、もっと刈りとれるのですが、残りは、穂が少なかったり、草が多く混ざっていたりで、効率が悪いので、適当なところでやめました。
鳥さんたち、よかったら、残りを、どうぞ。

Akimakiho 「ホクシン」からは、薄力粉がつくれます。薄力粉からは、うどんがつくれます。種は、おととし、深川の農協で買って、去年は、自家採種したものを使いました。「のぎ」がありません。

Harumakiho 「春よ恋」からは、強力粉がつくれます。強力粉からは、パンが作れます。種は、去年、旭川の農協から買いました。「のぎ」があります。「のぎ」がある小麦を調整したことがないので、うまくできるか、心配です。

春まき小麦は、アブラムシの被害を受けましたが、いつの間にか、回復しました。小豆にもアブラムシがつきましたが、これも、回復しました。
昔、小麦をつくっていた人の話ですと、アブラムシがつくと、できる小麦の粒の大きさにばらつきができるので、市場では引き取ってもらえませんが、自家用として消費する分には、つまり、自分で食べる分には、なんの問題もないそうです。だって、粉にしてしまうんですものねえ。

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はさがけ(稲かけ)

Hasagake 山の畑で刈りとった秋まき小麦を、平地の畑の鉄パイプを組み合わせて立てた「稲架(とうか)」にかけたところです。山の畑の、まだ刈りとっていない小麦は、これの10倍ぐらいありますし、平地の畑で育てている春まき小麦もありますから、「稲架」は、もっとたくさん用意しなくてはいけません。

稲でも、小麦でも、豆類でも、このごろは機械化が進んで、収穫は機械でおこなわれることが多いです。特に北海道は、機械化が進んでいます。機械で収穫すると、すぐに、熱風を使う乾燥機に入れなくてはなりません。刈りとったそのままの状態で保管していると、それらの穀物が蒸れて、傷んでしまうからです。
機械を使わない収穫をする場合、天日干しをすることが多いです。稲や小麦やヒエやキビは、「稲架」にかけますし、豆類は、「島立て」といって、何本かの刈りとった豆の木を、円錐形にもたれ合わせるように置いて、数日おいて、乾燥させます。乾燥の途中で雨が降ることがあっても、刈りとる前だって雨に当たっていたのですから、あまり気にしません。とにかく、晴れが続いて、穀物が乾燥できれば、それでいいのです。

天日で干している間に、「追熟」といって、穀物がさらに熟していくので、機械で刈りとって、熱風で一気に乾燥させるよりも、おいしくなる、と言われています。
穀物は、穂やさやによって、熟成の早い遅いがあります。実際の刈りとり作業では、まだ青い未熟果が残っていても、多くの熟成の早い部分に合わせて、刈りとり作業をおこなってしまいます。それでも、天日干ししているうちに「追熟」して、おいしくなっていくのです。たとえば小豆など、まだ青い未熟果で刈りとっても、天日干ししているうちに、熟した赤い豆になっていきます。
天日干しは、手間がかかりますが、追熟しておいしくなりますし、熱風を当てないので、穀物の傷みが少ないのではないかと想像します。それに、燃料費の節約にもなります。

Inakake 「稲架」は、わたしのいる深川市では、今でも使っている数少ない人のやり方も、昔やったという人の話も、どちらも同じで、高い柱を打ち込んで、それに、横向きの、そこに干すための丸太を、何段もかけていく形です。はしごに乗って、稲や小麦を干します。
わたしは、高いところは苦手なので、はしごに乗らなくてもとどく高さにしか、干しません。「稲架」のための手ごろな材料が手に入りにくい方も、いるかもしれません。わたしは、きょうは、たまたまただで手に入った鉄パイプを使いました。専用の稲架も、まだ売られているようですが、需要が少なくなってきたせいか、ひどく割高な印象を持ちます。そんなに量が多くないようであれば、物干し台と物干し竿の組み合わせでもいいか、と思います。その場合、風が吹いても倒れない工夫は、した方がいいと思います。

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危険分散

山の畑に植えっぱなしにしてあった秋まき小麦の様子を、見てきました。

Akimaki 小麦と、赤クローバーと、その他の草が、わんさか生えています。小麦は、葉っぱがもう枯れて、そろそろ刈りとりどきのようです。穂の半分ぐらいに実が入っています。ほったらかしていたにしては、いい成績なのではないか、と思います。
この小麦、コンバインでは絶対に刈れませんが、目で見て、いい穂だけをかまで刈っていくので、時間はかかるでしょうが、かける時間分は、収穫があると思います。あとは、わたしの根気がどこまで持続するか、ですね。平地の畑の春まき小麦が、アブラムシの被害にあって、品質的に不安があるので、秋まき小麦は、それを補うためにも、なるべくたくさん収穫しておきたいです。
深川林産(製材業)さんに行って、はさがけ用の丸太を買ってきました。6尺(約180cm)の丸太1本が250円で、これを40本、消費税込みで10500円でした。このうち30本は、丸太の端の一方を削って尖らせてあるものです。一度買っておけば、しばらく使いまわせるので、しょうがないですね、必要経費です。ちなみに、この丸太は、市内の森林から出た、間伐材です。

Dai3nohatake こちらは、ブログにはあまり登場してこなかった、「住宅地の中の空き地畑」です。白エゴマのうね間に植えた、ヒエ、いなきび、もちあわが、勢いよく育っています。スズマル大豆も、調子いいです。でも、約1カ月出遅れた白エゴマだけは、完全に主役の座を奪われて、日陰で、いじけたようにしています。せっかくポリマルチを張ったのにねえ。
3カ所の畑のそれぞれの地主さんが、それぞれ貸す条件をつけているのと(ヒエは絶対にだめ、とか)、初めてやることが多くて、勘がきかないのとで、植え方のバランスが悪くなっています。そのへんの改善は、来年以降の課題です。
このぐらいのコンパクトな畑でも、最初から雑穀メインでつくれば、母とわたしの二人分の食料ぐらいは、自給できるのではないか、と思います。いつも同じようなものばかりの食事になりそうですが、ぜいたくを言ったら、きりがありませんし。

今年借りた3カ所の畑と、山の畑に去年植えた秋まき小麦と、それぞれ条件が違って、同じ作物を植えても、うまくできた畑と、そうでない畑とがあります。仕事の効率から言えば、自宅の近くにコンパクトな畑が、一つにまとまってあるのが理想でしょうが、諸般の事情で、「通い」「分散」になるのは、致し方ない場合が多いと思います。しかし、異なる条件の畑で栽培をすることによって、経験から学ぶことが多くなりますし、同じ作物を、なんカ所かに分けて栽培することによって、どこかの畑で失敗しても、別の畑では収穫できる、ということによって、全滅になる危険性を減らすこともできます。特に、初心者マークの栽培者にとっては、複数の、条件の異なる畑で栽培することは、悪いことばかりではないのではないか、と思っています。

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アブラムシにテントウムシ

Tentomushi きょう、「去年まで水田だった畑」の春まき小麦が植えてあるところの横を通るとき、何かいつもと違う感じがするので、小麦の穂を見てみると、なんとなく黒ずんでいます。さらに近づいてよく見ると、なんと、穂の、麦の粒のすき間に、アブラムシがびっしりついているのです。4うねほどの、アズキの畑でアブラムシが発生して、牛乳を噴霧してアブラムシ退治をして、四苦八苦している最中だったのですが、その横の、はるかに広い小麦の畑でも、アブラムシが大発生していたのでした。
近所の人に聞いたら、きのう、わたしのいない間に、周囲の畑で農薬をまいた、とのこと。それで、農薬を使わないわたしの畑に、アブラムシたちが逃げてきたのではないか、とのこと。アブラムシって、どうやって移動するのか知らないですけど、歩くか、飛ぶかして、集団で移動してきたというのでしょうか。すごすぎです。
小麦の畑に牛乳を噴霧してまわる、なんて、わたしはいやです。アズキも含めて、もう、アブラムシには、「食べたきゃ、食べればいいでしょ!」と、自暴自棄な気分になっていました。と、そこに突如、希望の星があらわれたのです。その救世主の名は……テントウムシ!!! まだ数は少ないですが、「えさ」は豊富にありますから、どんどん食べて、どんどん増えていって、アブラムシを食べつくしてほしいです。少しは、人間が食べる小麦が残ってくれるのでしょうか。わたしはもう、アブラムシに対しては、何もしません。あとはまかせた。がんばれ、テントウムシ!!! 

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春まき小麦、エゴマの現状

元肥が不足で、葉が黄色く枯れてきた春まき小麦でした。あわてて、根元に穴を開けて、液肥を注入するやり方で追肥をやりかけました。しかし、追肥をやっているうちに、穂がどんどん出てきたのを見て、「この小麦は、低肥料状態で、早く実を結ぶことを選んだのだ」と考えるようになりました。一部の葉を黄色く枯らしましたが、それ以上枯れることはなく、成長状態も安定しているように判断できました。
根元に穴を開けて、液肥を注入するという追肥のやり方は、労力に対する効果という点から考えて、効率が悪いと感じました。そこで、根元にペレット鶏糞をまいて、その上に土寄せをする、という方法に切りかえることにしました。

プラグに種をまいたエゴマは、ほとんど全部が、きれいに発芽してきました。もうすぐしたら、鉢あげして、一定程度育ってから、本畑に移植しようと思っています。直まきの苗も、苗床の苗も、一部育ってはいますが、プラグを使うほうが、成長のスピードが速いようです。プラグを使うほうが、土に質のいいものを使えますし、水や日当たりなどの管理もしやすいですから、そのために、速い成長があらわれるのだと想像されます。植え傷みの程度を確認して、問題がなければ、来年からは、最初からこの方法を使おうと思いました。

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液肥 ――いわゆる「化学肥料」について

春まき小麦の元肥がたりなくて、肥料切れ症状が出てきたので、液肥を土の中に注入することにしました。まず、農協へ行って、こんなのを買ってきました。

Ekihi 中身は、暗い茶色の液体です。

まず、支柱を地面にさすための穴を開ける道具で、根にとどくような穴をあけました。

Anaakeそして、300~400倍に薄めた液肥を、蓮口をはずしたジョウロで、注ぎ込みました。
これは、最近、母が、めまいを起こして、病院で点滴を受けたのですが、その様子を思い出して、畑に応用してみました。

Kansui日中、用があって、抜けたり、この作業ばかりしていると、飽きるので、時どき、ジャガイモの土寄せなんかをしたりしながら、たらたら一日やって、小麦畑の7分の1ぐらい、施肥することができました。このペースですと、1週間かかりそうです。
最初に耕耘機で耕すときに、十分な元肥を入れておけば、こんな苦労はしなかったでしょうに。「見て、あの人、小麦にジョウロで水やってるよ」って、遠くからうわさされているような気がして、ドキドキです。いえ、うそです。わたしは、人目は気にしません。

この液肥は、複合肥料で、いわゆる「化学肥料」を含みます。「えっ? 化学肥料を使うの?」と思う人がいると思います。いい機会ですので、いわゆる「化学肥料」についての、わたしの考え方を整理しておきます。

まず、いわゆる「化学肥料」というのは、お金を払って買う肥料(「金肥(きんぴ)」と言います)だ、ということです。厩肥・堆肥といった、自給肥料ではない、ということです。
ここで、もう一つ、ややこしい問題があります。「有機肥料」というやつです。有機物を使った肥料が「有機肥料」で、無機物を使った肥料が「無機肥料」であれば、分かりやすいのですが、「有機農業」を名のれる農法が法律で規定されてから、「有機農業で使ってもいいと認められた肥料」という新ジャンルができました。そして、この新ジャンルの肥料に認められるか認められないかの線引きの基準というのが、「???」なことが多いのです。

食品の安全・安心に関心の高い消費者や生産者によって、この「有機農業で使ってもいいと認められた肥料」であるかどうか、ということが、とても重要な基準であるかのように思われています。そして、この基準にはずれる肥料を、なんでもかんでもひとまとめにして、「化学肥料」と、さげすみのニュアンスを込めて呼ぶことが多いようです。
農薬には、危険なものが多いですが、肥料については、通常の使用法で危険と呼べるようなものは……ちょっと思い浮かびません。硝酸態窒素が野菜に残る、というのはありますが、あれは、有機肥料でも同じように起こります。茹で捨てて食べるとか、乳児には食べさせないとか、ちょっとした食べ方の工夫で、野菜は危険ではなくなります。

何を言いたいかというと、「いわゆる「化学肥料」を使ったから、危険な農産物だ」などという考え方は、おかしい、ということです。
いわゆる「化学肥料」の、一番の問題点は、それらが鉱物資源からつくられていて、それらの鉱物は有限で、枯渇の恐れがある、ということと、それらの鉱物資源を採掘する際に、自然や、埋蔵地に住んでいる人たちの生活を破壊することが多い、ということではないかと、わたしは思います。
それと、もう一つ、これは、相馬暁先生が、しばしば指摘していましたが、日本のような、食料・飼料・肥料を、圧倒的に輸入している国には、廃棄物として、肥料分がたまり続けていて、地下水を汚染したりしている、ということです。
家畜や人間の糞尿は、肥料化して、積極的に利用されるべきだと思います。

わたしも、今は、お金で買った肥料を使っていますが、ゆくゆくは、肥料も自給できるようになりたいと思います。

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春まき小麦の反省(中間期)

Harukoihap こうやって、引いてうつすと、大成功しているように見えてしまう、春まき小麦の畑ですが、近寄って見ると……

Harukoihaz 下のほうの葉っぱが黄色くなっています。
だいたい、背が低すぎます。「むーぎばーたけ~♪」という歌がありますが、本当なら、麦畑の中にいると、外から姿がかくせるぐらいに、成長していてくれなくてはいけないのです。なのに、現実は、やっと、ひざの高さぐらいです。

原因は、おそらく、肥料切れでしょう。
北海道の春まき小麦というのは、5月に、雪がとけたら、すぐに種をまくのですが、8月の半ばには、もう収穫が終わっているのです。こんな短期決戦でつくる小麦は、日本中さがしても、北海道にしかないのではないでしょうか。この急成長を支えるのは、たぶん、肥料でしょう。

春まき小麦の、通常の栽培では、肥料は、元肥にドンと入れて、追肥はしません。それなのにわたしは、元肥をほとんど入れないで、追肥で様子を見ようなどと、悠長なやり方をやってしまったのです。
時期的には、とうに折り返し地点をすぎて、すでに穂ができはじめています。今からまた追肥をして、間に合うでしょうか。

ほかの地域で実践している人たちの栽培方法を知るのは、いいことなのですが、地域の特性の違いを考慮に入れておかないと、痛い目にあいます。

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厚まき

Atsumaki 去年、山の畑にまいた、秋まき小麦の現状です。うね間1m、うね間にクローバーがもっさもっさ。すごいぜいたくな栽培方法です。
小麦も、クローバーも、本当は、もっと薄くまいて育てるほうが、勢いが出ていいのですが、「もし枯れたら」とか「もし鳥に食べられたら」とかと心配して、種を、つい厚めにまいてしまうのです。
これだけクローバーが生えていれば、草も生えにくいでしょうし、追肥もいらないのではないでしょうか。山の畑まで行くのに、ガソリン代もかかりますし、しばらく放置しようと思います。無事に収穫できましたら、おなぐさみ。

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小麦の製粉

去年収穫した小麦を、粉にして、うどんをつくって食べました。
小麦を食べるには、うどんにするにしても、パンにするにしても、一度、粉にしなければなりません。粉にするのには、石臼を使います。わたしは、電動モーターがついた小型の石臼を、83900円で買いました。
中島正さんは『農家が教える自給農業のはじめ方』の中で、粉は粉屋に、脱ぷは米屋に頼むしかないようなことを言っていますが、そのようなことはありません。ミニダップがあれば、コメの脱ぷもできます。わたしが買ったミニダップは、ヒエの脱ぷに活躍しています。そして、石臼とふるいがあれば、粉をひくこともできます。わたしは持っていませんが、油をしぼる機械も売っています。
機械を買ったほうがいいのか、専門家に依頼したほうがいいのかは、状況次第で、どちらがいいとは、簡単には言えないと思います。わたしの場合は、何でも自分でやりたい気持ちが強くて、機械を買ってしまいました。

小麦の製粉をした話です。
去年収穫した小麦なのですが、一部を種にして畑にまいたときに、お湯につけて種子消毒することをしました。そのときに、種が非常に鮮やかな色(「小麦色」って言うんでしょうか)になったのを思い出しました。逆に言うと、お湯につける前の小麦は、汚れてきたない色をしていた、ということです。「汚れはたべたくない」と考えたわたしは、小麦を粉にひく前に、一度粒を水洗いして、干してから使うことにしました。

小麦を粉にするのには、石臼を使います。
Ishiusu これが、石臼です。上のじょうごから小麦の粒を入れます。上下2枚の御影石が重ねてあって、そのすき間に穀物の粒が通っていくことで、上下の石にこすられて、粉になるしくみです。取っ手がついていて、手で回すような石臼もありますが、この機械にはモーターがついていて、上の石が電気の力で回転するようになっています。
試してみたところ、1回通しただけでは、粒が粗く砕けただけで、粉にはなりませんでした。3回繰り返して通したら、ようやく粉のようになりました。
次に、この粉を「ふるい」にかけます。製粉用の「ふるい」は、「番目」という単位で、目のこまかさが分かるようになっています。この石臼には、50番目の「ふるい」が、おまけでついていました。数字が大きいほど、目はこまかくなります。50番目というのは、一般的に使われているステンレス製の「うらごし」と同じぐらいのこまかさです。ですから、「うらごし」で代用することもできます。
Konahurui 下に落ちた、こまかい白い粉が小麦粉で、ふるい(「うらごし」)に残った、軽くて大きい粉が「ふすま」です。「ふすま」は、イネで言えば、「ぬか」に相当します。家畜のえさにしたりするものですが、わたしは家畜を飼っていないので、ボカシ肥づくりの材料に使おうと思います。
今回は、560gの小麦の粒から、360gの小麦粉と200gの「ふすま」ができたので、歩留まりは64%ということになります。

小麦粉ができましたので、今度は、これを使って、うどんをつくってみます。
冷凍保存用の、厚手のポリ袋を用意します。この中に、さきほどつくった小麦粉360gと、水170ccと、塩10gを入れて、袋越しにこれをかき混ぜます。ひとかたまりにまとまりましたら、袋の中の空気を抜くようにして、3時間、ねかせます。
時間になりましたら、袋から取り出して、適当な大きさに切り分けます。そして、そのひとかたまりごとに、体重をかけるようにして、こねていきます。みみたぶぐらいのかたさになりましたら、麺棒で薄く広げて、包丁でほそく切って、麺にします。
Seimen ここまでできたら、あとは、ふつうの乾麺をゆでて食べるのと同じです。汁を用意しておいて、ゆであげた麺をその汁で食べます。
Udon うどんなんですけど、そばみたいな色をしていますね。麺の舌ざわりも、こころなしか、荒い感じがしないではありません。これは、小麦粉をつくるときに、70番目ぐらいの、目のこまかい「ふるい」を使うと、「ふすま」をよりよく取り除くことができるので、改善できるのではないかと思います。でも、このうどんのままでも、「素朴な趣きがあっていい」と考えるならば、悪くないのかもしれません。要は、気の持ちようですね。

以上、うどんをつくるときの水や塩の量や、ねかせておく時間などは、冬用の基準です。これらは季節によって変動しますので、注意してください。くわしいことは、『改訂版 絵を見て作れる 北国の手作り食品』(財団法人北海道農業改良普及協会)をごらんください。この本、さまざまな手づくり食品のつくり方がていねいに解説されていて、一家に一冊必需品!って感じがするほど、すばらしいです。

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春まき小麦の初冬まき

メモ風に、いくつかのことを、だらだらと書きとめておきます。

きのう、ジャガイモを掘り終わりました。キタアカリは消滅して、残ったレッドムーンだけを収穫しました。来年用の種芋を取って、少し自分で食べたら、なくなってしまうほどの収量です。取り残しの芋があると思われますので、来年、ほかの作物の間から、ジャガイモが出てくると予想されます。
収穫祭で三栖さんがサラダにしてきてくれたアンデスレッドもおいしかったのですが、赤皮の芋を2種類混ぜると、どちらだか分からなくなるので、わたしのほうは、レッドムーンだけにします。

畑は、雨がちで、湿っています。耕耘機を使って開拓する作業は、いつかしなくてはいけないのですが、湿った土を混ぜると、レンガのように硬くなりますし、決断がつかないでいると、また通り雨が過ぎていったりするのです。
きょうは、予報では晴れらしいので、ソバとキビの脱穀をしてしまおうと思っています。

収穫と開拓以外では、「春まき小麦の初冬まき」の作業が、残っています。あと、1カ月ぐらい先の話ですが。
春まき小麦は、名前のとおり、本来は、春に種をまくものなのですが、春は雪解け水が引くのに時間がかかって(特に、山地は、低地よりも1カ月、雪解けが遅いです。)、作業がはじめにくくて、種まきのタイミングが遅れがちです。そこで、雪が積もりはじめる直前で、畑が乾いているときに、種をまいてしまって、雪の下で冬眠させて、雪が解けたら、すぐ発芽できるようにするのです。
「春まき小麦の初冬まき」というやり方は、雪がたくさん降って、冬の間、その雪が解けない地域でないと、できません。雪が断熱材のようになって、種が凍死するのを防ぐからです。
また、この、「春まき小麦の初冬まき」は、種を早くまきすぎて、雪が積もりはじめる前に発芽してしまっても、育つことができません。雪の下で冬眠できるのは、種の形でなくてはならないのです。天気予報と、実際の空の具合を見ながら、ちょうどいいころあいを見計らって種をまかなくてはいけません。やり直しができないので、今からプレッシャーを感じます。

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小麦の芽が出ました

Mugimekuro 秋まき小麦「ホクシン」の芽が出ました。クローバーの中に小麦が生えているのは、自然農的な見地から言えば、理想的なのではないでしょうか。
播種時に芽が出てからんでしまって、傷んでしまったのではないかと心配しましたが、それほどではなかったようです。逆に、追加した分の種が、過剰になってしまわないか、気になるところです。

よく、豆・麦・ソバは、安く買えるのだから、わざわざ作らなくても、高く売れる野菜類を作って売って、そのお金で買えばいいのでは?と言われるのですが、わたしは自給を目指しているので、どうしても、保存して食べていける「主食」を作りたくなるのです。人間、キュウリやトマトばかり食べて生きていけるか?という感覚です。
今はまだ自給にはほど遠い状態で、食べ物は買って食べています。主食は、安くて手軽に食べられるので、米を食べています。乾麺のそばをゆでて食べたり、ホームベーカリーでパンを焼いて食べたりもします。小麦粉は、国産のものを使っています。肉はほとんど食べません。特にアメリカ産の牛肉と、加工された肉は、得体が知れなくて無気味なので、避けます。外食はしません。魚は、母が食べたがるので、付き合いで食べています。マグロは水銀が含まれているそうなので、食べません(「ツナ缶」を含めて)。野菜も、ほとんど買いません。たまーにニンジンを買うぐらいです。葉っぱを食べる野菜は、ほとんど食べなくなりました。畑でジャガイモとタマネギと大根が取れるので、それで間に合っています。果物もあまり食べません。なければないで、どうということはないものです。
小麦とソバと大豆の生産が安定すれば、みそや納豆やもやしを作って、栄養バランスも問題なく、ほぼ自給が可能になる、というモクロミでいます。
問題は米、ですね。作って作れなくはないのですが、水の管理や除草などの労力と得られるものとを比べて、ついつい踏みきれないでいます。何で北海道のような寒帯地方で、熱帯・温帯起源の作物を、無理して作る必要があるのか、小麦やそばやヒエではだめなのかと、悩んでしまうのです。何か、わたしの背中を押すきっかけがないと、いつまでも、どうどう巡りで終わってしまいそうです。

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小麦の播種、まだ終わりません

すみません。また小麦の播種をめぐるドタバタの話題です。

今にも泣き出しそうな空とにらめっこで、作業を進めましたが、まだ10分の1も終わりません! 種のほうは、どんどん根や芽が伸びてきて、「根がらみもやし」状態になってきました。やばすぎです!
作業をはじめてみて分かったのは、クローバーと、その他の草が、予想以上にくわに重い、ということです。そこで、刈り払い機を借りてきて、クローバーとその他の草を、バリカンで五分刈りの坊主刈りにするように、短く刈りました。で、きょうは、ここで時間切れ。
あしたは、土の状態が、よほどぐちゃぐちゃでない限り、耕耘機を投入します。くわでやっていたら間に合わないし、体力が続きません(寄る年波には勝てません……トホホ)。

わたしの自宅は、石狩川にかかる深川橋の近くにある、市営住宅ですが、この低地から音江山を見上げると、頂上のほうが雲に隠れていることが、よくあります。
菊丘の畑は、低地から200mほど、標高の高いところにあります。車で登ると、途中で何度か、つばを「ごっくん」して、耳の気圧を調節しなければなりません。
山の畑で強い雨が降って、あきらめて自宅へもどると、地面がまったく濡れていないことが、よくあります。山の畑は、雨がちなのです。
雲の中の畑仕事も、「乙なもの」と言えば、「乙なもの」ではあります。雷は、怖いですけど。

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発芽玄麦

風呂湯浸法で種子消毒した小麦の種から、芽が出てきてしまいました。半分ぐらいの種から、芽が出てきています。中には、かなり長く伸びてきているのもあります。あした、朝に雨が降らなければ、何が何でも播種するつもりですが、この発芽した種を袋に入れ換えたりするうちに、芽が折れたりして、だめになるものが多いと思われます。ですので、さらに9kgほど、種を消毒して用意して、失われる分を補います。
あしたは、まだとても耕耘機は入れないと思うので、くわでクローバーをかき分けて、そこに播種して、またくわで薄く覆土して、その上を歩いて鎮圧するつもりです。

ここから、愚痴というか、言い訳というか。
家から離れている畑に通っているために、家に置いてある種子の変化に即応できませんでした。わたしが使っている除湿機は、コンデンス型で、除湿されて出てくる風は、冷風ではなくて、温風です。これが物置の中の温度を上げて、発芽を助ける働きをしたようです。
なぜ広げて干さなかったのか、と言われるかもしれませんが、外は雨が降っていて、家は狭い。15kgの小麦を薄く広げて干すスペースなど、うちにはありません!

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風呂湯浸法による種子消毒

農協で売っている小麦の種子は、袋に「種子消毒済み」と書かれているので、今まで特に、播種前の消毒をしたことがありませんでした。今回、秋まき小麦の「ホクシン」を、今年わたしの畑で取れたものを、すぐに種に使おうと思い、風呂湯浸法という方法で種子消毒をしています。
風呂湯浸法というのは、文字どおり、種をお風呂のお湯に浸すやり方です。わたしは、8aの畑に15kgの種を使おうと思っています。種をナイロン・ネットの袋に入れて、45℃のお湯に浸して、10時間ぐらい置いておきます。本当は、毎時1.5℃ぐらい温度が下がるように、ふたの開け具合を調節するそうですが、いちいち温度を測っていられないので、そのへんは適当です。
Shushishodoku
(このやり方は、日本有機農業研究会編『有機農業ハンドブック』(農文協)を参照しました。)

このあと、広げて陰干しするのだそうですが、あした午前中に雨が降らなかったら、このまま畑にまいてしまおうと思っているので、干すのも省略です。
農協で売っている種子は、消毒済みなので、病気が広がらないという意味では安心ですが、どういう方法で消毒したのか分からないので、その意味では不安です。食用に転用しないほうが無難ですね。
今回やった風呂湯浸法のような種子消毒が本当に必要なのかどうか分かりませんが、簡単にやれることなので、保険を掛けるようなつもりで、やってみました。

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「春よ恋」の種を入手

旭川の農協で、春まき小麦「春よ恋」の種を買いました。「ホクシン」がうどんを作るのに向いているのに対して、「春よ恋」は、パンを作るのに向いている小麦です。

農協の人に、「収穫したものを種として売ると、田中さんが違法行為をしたことになりますから、気をつけてください」と言われました。食品として売るのはいいけれども、種として売ってはいけない、というのです。
買った人が地面にまくか、それとも口に入れるか、そんなことまで監督できません。食品として売った種が、買った人の気が変わって、種に使われることもあるでしょうし、ザル法でないんですかね。
気になって、家に帰ってきてから、種苗法とか、そのあたりの法律を読んでみましたが、法律の文書って、わたしには、そこに何が書かれているのか、さっぱり頭に入ってこなくて、困りました。ですので、わたしには、これ以上のフォローはできません。ごめんなさい。
プレゼントするとか、ほかの種と交換する場合は、どうなんでしょうかね。微妙ですよね。苗まで育ててから売る場合は? 苗は食品でも種でもないですよね? ソバに関してよく言われるのですけれど、数年ごとに遠隔地で育てた種と交換すると元気を取りもどすそうです。それなんかも、だめなのでしょうか。同種の等量交換ならばいいのかな。

何にしても、栽培行為に網をかけられて、あれこれ監視・取り締まられるのは、迷惑千万です。次の内閣の農水大臣には、ぜひ、自給的栽培は、生存権のひとつとして、一切制限なしにしていただきたいです。
トホホな総理大臣のおかげで、政権交代が現実味をおびてきた今だからこそ、ぜひ、政治家の皆さんには、日本の農業の進む方向を間違えないように、よく考えていただきたいと思います。

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自給への遠い道のり

きょうは、畑に行っていません。機械関係のトラブルで時間をつぶしました。力仕事はしていないし、昼寝をしたほどひまなのに、ココロが疲れています。
一つ目のトラブルは、耕耘機のエンジンから、エンジンオイルが漏れていました。床に油がたまるほど漏れていました。購入店に電話をして、機械をあずけました。店の人が言うには、わたし(田中)がオイル交換のときにねじを強く締めたからエンジンにひびが入ったのが原因で、エンジン交換は補償の対象外です、とのこと。馬鹿を言うんでない! ねじを強く締めたぐらいで壊れる機械は不良品だ、ただで直せ、と強く言ってみたら、「分かりました。費用は店で持ちます」だって。最初に言われたとおりに修理費を払う人もいるんだろうなぁ…。
二つ目のトラブルは、軽トラを給油口のほうへ傾斜しているところに止めたら、ボジョボジョ水のようなものがこぼれてくる様子。何だ?と思って近くで見たら、何と、ガソリンがもれているのです。給油口のさびと、パッキンの劣化が原因のようです。
修理の腕がよくて、料金も良心的とのうわさを聞きつけて、ある個人経営のお店で(こういう修理工場が、残念ながら少ないのです。分からない、直せない、何だかんだ言って、金を取る、そんなのばかりです。)、修理を依頼してきました。初めて利用するお店ですが、対応の感じは、よかったです。
以上、2件の、ダブル漏れ漏れトラブルでした。自分で機械を直す技術を持っていないので、人に頼まなくてはいけないのが、もどかしいです。E.F.シューマッハーが、『スモール イズ ビューティフル』の中で、

科学・技術の方法や道具は、
――安くてほどんどだれでも手に入れられ、
――小さな規模で応用でき、
――人間の創造力を発揮させるような、
ものでなくてはならない。
(小島慶三・酒井懋訳、講談社学術文庫)

と言っていたのを思い出しました。まったくそうです。道具は、自分たちで使いこなせるものであるべきです。

さて、きょうの本題です。
きのう収穫した小麦は、重さを量ったわけではありませんが、だいたい1俵(60kg)ぐらいだろうと思われます。小麦畑は3.5aでしたから、同じ収量で1ha栽培したとすれば、1714kg収穫できることになります。北海道の秋まき小麦の収量は、1ha当たり4200kgぐらいだと言われていますから、わたしの小麦作りの成績は、1714÷4200=0.41で、百点満点で41点、といったところでしょうか。ぎりぎり、赤点→再試は、まぬがれられたようです。
今回収穫した小麦は、ホクシンという品種で、うどんを作るのに向いている小麦です。うどんを1食作るのに100gの小麦粉を使うとすると、1日3食で300g、1年365日で110kg。今回収穫した量の、約倍の量の小麦粉が必要になります。わたしは、自分1人が食べる分も作れなかったわけです。わたしは、母と2人暮らしなので、小麦を食べて自給しようとするならば、今回の4倍の、14aほどの麦畑を展開しないといけないことになります。さあ、アシの根かぶを掘り抜いて、使える畑をさらに開拓しなくては……。
「自給自足で悠々自適な生活」は、いつになったら実現できるのでしょうか。この困難さを逆に考えると、今までずっと食べ物を作る苦労を他人(外国の農園労働者を含めて)に負わせていた自分のずるさを思い知らされずにはいられません。
それと、すぐれた技術(農法)や、遺伝資源(種)は、広く公開・共有されるべきだと思います。あとは、それぞれの人が、「世間の常識」にとらわれない生き方に、一歩踏み出す勇気を持てるかどうかにかかっているのでしょう。わたしの経験で言わせてもらえば、「世間の常識」というのは、たいてい間違っていました。

「考えると煮詰まる」と言う人がいますが、わたしは、考えると、たいてい、次に何をしたらいいかという「答え」が見つかって、楽になれます。
では、おやすみなさい。

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小麦の脱穀

「はさ」に天日干ししていた小麦を、きょう、脱穀をしました。

Mugidakkoku 写真を見て、「あれ? 脚立じゃない?」と思った人、正解です。小麦の脱穀は、脚立でなくてもいいのですが、何か固いものにたたきつけておこないます。
ヒエの脱穀には脱穀機を使いました。脱穀機は、回転する「歯」に穂を当てて、粒をしごき取るしくみです。小麦を脱穀機にかけると、穂の先だけがちぎれ取れて、かえってあとが面倒になります。
小麦を、何か固いものにたたきつけると、穂の中の、一つ一つのもみ殻の中から、小麦の粒が飛び出してきます。つまり、この段階で「脱ぷ」まで終わってしまうのです。わらの先には、穂先の形のままに、もみ殻が、抜け殻のように残ります。
このあと、「ふるい」でこして、大きなごみを取ります。それから、「とうみ」にかけて、軽いごみを飛ばします。

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コムギの刈り取りとはさがけ

Mugihasa コムギをかまで刈り取って、その束をわらなわでしばって、木立に直菅(長いパイプ)を渡したはさにかけて、天日干ししています。まだ小麦畑の10分の1も終わっていません。
去年ヒエを乾燥させたときは、ひもでしばりましたが、乾燥してくるとヒエが茎ごと抜けてきて、ばらけてしまうことがありました。今年のコムギはわらなわを使っていますが、はたしてうまくいきますでしょうか。
また、鳥の食害はどうなのかも、分かりません。被害があるようならば、防鳥糸を張るつもりでいます。

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「適期作業」講義

わたしと、畑の地主さんとの会話です。

田中
小麦の刈りどきって、いつごろなんですか。

地主
学校で、どう教わったの。

田中
地域によって違うから、近所の農家の仕事を見て、それに合わせろと……。

地主
これだから駄目なんだよな。なぜそうなのか、っていう理屈が分かってないじゃない。
近所の農家と同じことやって、うまくいくと思ってるの? 農協や普及所の言うとおりに、みんなで同じことやってきた結果が、今の北海道の農業じゃない。

田中
はぁ。でも、このへん、ご近所の小麦は、もう刈り取り終わってますよね。

地主
あれは、コンバインと乾燥機の人のやり方。味なんかどうでもいいのさ、連中は。手刈りと天日干しの人は、ぎりぎりまで置いておいたほうが、おいしくなる。うまい小麦、食べたいだろう?

田中
はい。でも、穂発芽の心配はありませんか。

地主
夜が蒸すときには、穂発芽、やられるときがある。芽が出たら、おしまいだね。でも、最近の朝や夜はどうだい。

田中
寒いぐらいですね。

地主
だろう? 今年は、絶対、大丈夫。黒くなるまで畑に置いておきな。

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クローバーの播種

きのうの天気予報では、きょうは雨になるはずだったのですが、空を見ると、明るい薄曇り。きょうの天気予報では、あした雨になるそうですが、あしたになると、雨はどこかに行っている……このパターンが多いです。こういう状況を指して、「雨が逃げた」という言い方をします。
きょう雨が降ると思って、きのうクローバーの種をまいたのに、当てがはずれました。しかし、いざとなれば、軽トラ+タンクで、湧き水をくんできて潅水できる態勢ができていますから、もうあわてません。きっと発芽させてみせます。

逆に、今雨が降ってきたとして、心配になるのが、コムギの穂発芽です。穂発芽というのは、穂についている状態のままの種が、雨に濡れて発芽してしまう現象のことです。
近所の農家は、コムギの収穫は終わっています。コムギの収穫は、通常は、コンバインで刈り取って、コンバインの中で粒にまでして、それをその日のうちに乾燥機に入れて、熱風で強制乾燥させます。わたしは、コンバインも乾燥機も使わないで、鎌で刈り取って、天日干しにしようとしています。今回の雨が上ったらやろうと思っていますが、穂発芽してしまったら、おしまいです。どうなりますことか。

春まき小麦の初冬まき、というのをやろうとしているのですが、その前に、畑にクローバーを生やしておきたいと思って、今の時期にクローバーの種をまこうとしています。
種のまき方は、耕しておいた畑に、パラパラとふりまいていきます。覆土も鎮圧もしません。播種量は、わたしは8aの畑に4kgの種をまきました。種の袋に書いてある標準播種量は、10a当たり0.1~0.3kgとなっていますから、わたしは標準の17~50倍も厚く(密に)まいたことになります。標準播種量は、栽培条件がいいところのためのものなので、去年と今年の春にまいてみた感触では、わたしのところの畑では、このぐらいでちょうどいいように思われます。

うまくいけば、コムギのうね間に赤クローバーの花が咲いている光景が見られることになるでしょう。

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春よ恋

「春よ恋」というのは、春まき小麦の品種名です。誤変換ではありません。

コムギには、秋に種をまく秋まきと、春に種をまく春まきとがあります。前の年の秋から育てる秋まきのほうが、生育期間が長いので、収量や食味の点で、有利です。
菊丘の、わたしが使わせてもらっている畑の、周辺の農家では、コムギとジャガイモの種芋を作っている農家が多いのですが、8月のうちに薬(除草剤に似たもの)でジャガイモの地上部を枯らして、早く収穫して、そのあとに秋まきのコムギの種をまく、という畑の使いまわしをしているところが多いです。
わたしが今栽培していて、もうじき刈り取ろうとしているのは、ホクシンという品種の、秋まき小麦です。この品種から作られる小麦粉は、薄力粉で、うどん用です。わたしは、パンを作れる強力粉を作れる品種のコムギを探していました。
近隣の農家で聞いているうちに、春よ恋という品種が作られていて、これがパンを作れるコムギらしい、ということが分かってきました。ただし、春よ恋は春まき小麦だとのこと。
しかし、「春まき小麦の初冬まき」というやり方があって、雪が降り出す前あたりに、春まきのコムギの種をまいて、雪の下で休眠させて、雪がとけたら芽が出てくる、ということをするらしいです。

イネのゆきひかりの種を探したときに、深川の農協と旭川の農協の対応の違いを、以前このブログにも書いたような記憶があるのですが、春よ恋でも、同じようなことがありました。
去年、パン用のコムギの種がほしくて、深川の農協に聞いたら、あっさり、「ホクシンしかありません」と言われて、ホクシンを買ってきてしまったのです。(うどんはうどんで、わたしはきらいではないのですが、パンも食べたいので……。それと、ホクシンでもパンを作れなくはないのですが、やはり、ふくらみが弱いです。)

今年は、深川市内で春よ恋を作っている人がいる、という情報を持っていますから、深川の農協で、「春よ恋の種を売ってください」と言ってみたのです。農協の人は、一度奥のほうへ行って、何か相談しているようでしたが、もどってきて、「種を十分に確保できないかもしれないので、非組合員の方からの予約は受けていないのです」とのこと。
旭川の農協に電話で聞いてみると、「春よ恋の種ですか? お売りすることは、問題ありません。でも、何で深川の農協で買えないのですか?」と言われてしまいました。わたしも、そのへん、聞きたいぐらいです。

深川の農協と旭川の農協の態度の違いは、深川市の場合、農協の組織率が高くて、プロの農家にとって、種苗に関しての、ほぼ独占的な窓口になっているのに対して、旭川の農協の場合は、農協の組織率が低くて、非組合員(一般の人)をお客さんとすることが多いことと、農協以外の種苗業者がいくつもあるので、それらと競争する意識もあるのではないかと、わたしは推測します。
一口に結論を言うと、深川より旭川の農協のほうが、融通の利く、「使える」農協です。さすが旭川市。札幌に次ぐ、北海道第二の都市だけのことはあります。

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ノゲの長いコムギ

Noge ムギ畑に1本だけ、ノゲの長いコムギを発見しました。進化なのか、先祖がえりなのか。この1本から取れた種を、離れたところで栽培して、次の代がどうなるか、観察してみようと思います。

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畑の図

ホームページのほうにも掲載してありますが、これがK07 現在のわたしの畑の図です。去年がこんな感じK06 でしたから、かなり開拓が進んだと言えると思います。耕耘機の力は大きいです。
畑の作業は、種をまくのは、たいしたことはないのですが、それを手で刈って天日に干すという作業が大変なのです。だから、勢いで種をまきすぎると、秋になったら、さあ大変、ということになります。
畑の面積は、耕耘機以外の機械を使わないで、一人で作業するとしたら、現在の広さぐらいが限界かもしれません。アシを抜いて、もう少し畑を広げていくつもりですが、それは、肥料分を食う作物を作ったあとに休ませたりして使いまわすための面積になると思います。
イネは? 来年からはじめたいと思っていますが、進行中の畑作業とのバランスで、どうなるかわかりません。予定はないわけではないのですが、しょっちゅう修正しています。

無肥料ではない、いわゆる慣行農業では、コムギに追肥をしないといけなかったのですが、他の種植えをしていて、タイミングをのがしてしまいました。多分、かなり早い時期にクローバーの種をまいておかないといけないのだと思います。この秋にコムギの種をまく予定の畑には、なるべく早くからクローバーの種をまいておこうと思います。
コムギは、穂をつけています。追肥なしでどこまで実をつけてくれるか、よろしくがんばってくだされ、コムギ殿。

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中耕

きょうは、コムギの畑を中耕しました。
わたしが使っている耕耘機、HONDA FF500サ・ラ・ダは、回転刃が内刃と外刃に分かれています。両方の刃がついている、ふつうの状態で耕すと、うね幅は約50cmになります。Hiroiha 外刃を外して、車輪を内側に来るように調整すると、うね幅が半分の約25cmになります。Semaiha 写真だと、よく分かりませんね。とにかく、このように幅を狭くすると、狭いうねの間にも入っていくことができるのです。
コムギの畑で使ってみましたが、幅の狭い耕耘機は、不安定で使いにくいものでした。特に、傾斜地の畑で使うときは、倒れそうになります。車軸の高さや回転速度が傾斜に合わせて左右別べつに最適化されて、マシンが水平・直進に保たれるような機能がほしい、と思いました。作ったら、売れるぞ、傾斜地用耕耘機。
こうやって中耕したあとに、アルサイクローバーの種をまきました。Mugibata2
現在のコムギの畑の様子です。

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耕耘機を、また買う気になっています

新品で買って、1月も使わないうちに盗まれたわたしの耕耘機でしたが、その後、半ば意地になって、くわと「十手」で畑仕事をしていましたが、このペースでは、予定している作業が終わりそうにないと分かってきました。そこで、意を決してホンダの代理店に電話をして、全く同じ耕耘機を再注文しました。現物がなくて、3日ぐらいで取り寄せになるとのことでした。種植えのあとにも、まだ開拓しなくてはいけない畑や田んぼもあるので、機械の助けは必要だと思います。重いトラクターでかき混ぜられるのはいやなので、このぐらいの、小回りがきいて、そこそこパワーもある機械を使って、自分で納得のいく仕事がしてみたいです。

最近の畑の様子をご報告します。去年植えたのは、コムギとニンニクです。コムギは、15cmぐらいに成長しました。
Mugibata ニンニクは、葉の先が黄色っぽく枯れてきています。Ninnikuha水が足りないのか、肥料分が足りないのか、風に当たって傷んだのか、といったところが原因と考えられます。葉の様子から考えて、病気ではないようです。種植えが一段落ついたら、中耕をして、脱脂米ぬかを追肥して、しばらくしてから、うね間にアルサイクローバーの種をまいてみようと思います。ニンニクは、吸肥力が強いので、無肥料で育てるのはむずかしいかもしれません。ニンニクがなければ生きていけない、というわけではありませんし、方向としては、栽培面積縮小でしょうか。
ちなみに、上の写真のコムギの畑も、ニンニクの畑も、アシが生えまくっていた草原から、スコップとくわだけで畑に変えたところです。時間と体力が許せば、このぐらいの畑は、人力だけでも作れる、という見本です。
豆類は、まだ一つも発芽していません。今年植えたものでは唯一ジャガイモが、一部発芽していました。Jagaime 柔らかそうな芽なのに、固い土を突き破って出てくるのですから、その力強さには驚かされます。思わず、「がんばれー」と、応援したくなります。

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ジャガイモを植えました

ジャガイモ(キタアカリ)を約500株、植えました。種芋がしわしわになりかけていて、切り口が一部かびてきたので、あわてて今日植えました。無事に育ちますように。
ジャガイモの植え方は、10cmぐらいの穴を掘って、埋めていくだけです。株間は30cm。足(つま先からかかとまで)を目安にします。切り口は、下に向けました。

コムギの生育状況です。

Komugime 2cmぐらいに成長しています。
慣行農業ですと、追肥をするのですが、わたしは、注文したクローバーの種が来たら、うね間にまいて、肥料代わりにしようと思っています。

Ninnikume こちら、ピースサインを出しているのは、ニンニクの芽です。雪が降る前には、芽を出さなかったのですが、ようやく出てきました。おいしいニンニクになりそうですね。

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麦踏み、する? しない?

ここ深川市界隈では、麦踏みというものはしないらしいです。麦踏みをする第一の理由は、霜柱ができたときに株が浮いてこないようにするためですが、ここらへんで霜柱を見たことはありません。麦踏みをする第二の理由は、踏まれると苗が踏まれる前よりも丈夫になるためですが、わたしが踏まなくても、冬の間、重い雪がめいっぱい苗を踏みつけていますから、あえて余計な手間ひまをかける必要はないのでしょう。というわけで、悩みましたが、結局麦踏みはしないことにしました。
今心配なことは、ニンニクの芽が出てこないことです。畑一面草が生えてきていて、ニンニクの芽らしきものは、まったく見られません。どうしたのでしょう。

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コムギの種を植えました

コムギの種を植えました。農協で買ったホクシンという品種の種です。3.5aの畑に5kgの種を使いました。1m間隔で少し幅を持たせてパラパラまいて、くわで土を3cmぐらいかけて踏みました。畑の準備が遅れて、本来ならば1カ月ぐらい土をなじませてからのほうがいいのですが、昨日できたばかりのところに植えなければなりませんでした。ご近所の畑でも昨日あたりからコムギ植えをしています。わたしが植えたのは、10年以上耕作放棄されていた草だらけの畑をくわでざっと耕しただけの畑ですし、覆土もだまになっていて厚さが不ぞろいであったりと、諸条件が悪いので、ちゃんと発芽できるか心配です。肥料としては貝化石と厩肥を入れました。

リョクトウを収穫しました。収穫といっても量は大したことありませんが、暖かい地方が原産のリョクトウが北海道でも作れるということが分かっただけでも、収穫です。目で見て太くて黒く熟したさやを手でちぎって取りました。中の豆は、種に使った豆と同じぐらいの大きさになっています。アズキ・ダイズなどと同様に、不耕起・無肥料・無潅水・直植え作りました。

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