来年の芽は、もう準備されている

Momome_2

苗木で買ってきて植えた桃の木が、3年たって、たわわに実をつけた話題を、8月の下旬に記事(「桃の実が生ったので、食べてみました」)にしました。
その桃の木は、現在は、ほとんど葉も落ちて、これから半年続く雪の季節をむかえようと、覚悟を決めて身構えているところです。よく見ると、来年出てくる芽が、すでに小さくできているのが分かります。先のことを見通して、静かに、着実に、準備しているのですね。

Momonemoto_2 桃の木の根元です。接ぎ木をしたように見えますが、そうではありません。じつは、この木は、一度、地上部が全部枯れたのです。ところが、根が生きていて、切られた株の横っちょから、また芽を出したのです。
たった3年のあいだに、いろいろなドラマがあったのです。
まわりの草が枯れて、見えやすくなったので、写真を撮りました。
そういえば、実がたわわに生って、桃の実の肌が、文字どおり〈桃色〉に色づいて美しかったころに、ちょうど運悪くカメラがなかったので、写真を残していなかったのは、残念でなりません。

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桃の実が生ったので、食べてみました

自宅に庭に、桃の木を植えてあります。わたしの、母方の祖母の旧姓が「森」でして、森百枝という名前でした。それにちなんで、3年前に、桃の苗木を買ってきて、庭に植えておいたのです。「桃栗三年柿八年」と言いますが、本当に3年目の今年、初めて、たくさんの実が生りました。きょう、自然に落下した実があったので、拾って、母と分けて食べてみました。小振りですが、ちゃんと甘い桃の味でした。
もともと浅い土しかない市営住宅の庭で、20センチも掘れば、その下はガチガチ。2メートル以上の樹木の栽培は禁止されているので、上のほうをちょん切りちょん切り、盆栽のように育てていました。一度は地上部が全部枯れて、あきらめていたのですが、根が生きていたらしく、脇のほうから新しい芽を出して、くにゃっと変則的に曲がった幹となりました。そして今、桃の木は、それらの試練を乗り越えて、けなげにたくさんの実を付けました。
果樹は一般的に、無農薬での栽培はむずかしいと言われていますが、放ったらかしていただけなのに、しっかりと育ってくれました。どうもありがとう。桃の実を、ごちそうさまでした。
そうだ、枝を挿し木にして、少し増やしてみましょうか。ちょっとうまくいくと、すぐ欲が出てきます。

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キハダの実を発芽させる方法(改訂版)

キハダという木があります。この木の黄色い内皮(樹皮の内側の層)をはぎ取って日干しにしたものを煎じて飲むと、健胃・整腸の効果があるとされています。ベルベリンとう成分が含まれていて、これに抗菌作用があるのだそうです。(山岸喬『北海道薬草図鑑 野生編』(北海道新聞社)参照。)
キハダの黒い実の乾いたものを使っても、同じような効果があります。アイヌ民族は、これ(アイヌ語で「シケレペ」と言います)を香辛料として使うことがあるそうです。食べてみると、独特の苦さがあります。

キハダはミカンの仲間で、黒い小さな実が種のように見えますが、この黒い1粒は、ミカンの1個に相当します。本当の種はもっと小さくて、その黒い実の中にいくつか入っているのです。
種を土に埋めて、半年ぐらい待って、それらしい芽が出てこなかったので、わたしはあきらめてしまったのですが、ナショナルトラスト・チコロナイの催しで、キハダの種を数多く発芽させた方から、そのコツを聞いてきましたので、ご紹介します。

まず、乾燥した実を水でふやかします(北海道の言葉では、「うるかす」と言います)。
次に、この実を、40℃のお湯に入れて、この温度が保たれるようにして、1晩つけておきます。

さらに、軟らかくなった実をもみほぐして、種が出てくるようにします。
この、ぐちゃぐちゃになった状態のものを、苗箱の土の上に広げます。そして、薄く覆土します。
発芽して、少し大きくなったら、苗床に移植します。

この、「40℃のお湯に入れて、この温度が保たれるようにして、1晩つけておく」というところが、ポイントです。鳥に食べられて、遠くの地に、糞とともに落とされた種は、発芽する準備が整います。40℃というのは、鳥のおなかの中の環境の再現です。

Kihada ←乾燥させたキハダの実

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木の引越し

去年まで使わせてもらっていた山の畑から、植えてあった樹木を、17本、自宅の庭に移植しました。6m×6mの小さな庭に。しかも、すでにうねを立ててある中にです。木の種類は、梅、栗、桜、いちょう、アーモンド、桑、りんご、などです。ニセアカシアは、数が多すぎて、持ってこられませんでした。というか、それ以外の木を17本植えた時点で、すでに超過密で、これ以上はとても無理です。畑のうね間に植えたのですけれど、うまく育ってくれるのでしょうか。
これらの木たちは、雪で枝を折られ、春先に動物に皮を食べられて、そういう数かずの試練に耐えに耐えて、やっと新芽を出したところです。しばらく、うちの庭で養生してもらって、立ち直れたら、次の移転先を考えましょう。
うちは市営住宅なので、木を大きくしたら、クレームが来ます。もっとも、庭の土が浅いので、そんなに大きくはなれないとは思いますが。菜っ葉なんかを栽培するぐらいならば、このくらいの土の量でも、十分なのでしょう。市のほうでも、「庭」ではなくて「畑」と呼んでいますし、実際に畑として使っている家のほうが、圧倒的に多いのですから。

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アロニア

自宅で、鉢植えで育てていたアロニアの実が、黒く熟したので、食べてみました。Aroniami

見かけから想像される甘酸っぱさに加えて、意外な渋さがあります。生食には向かないと思います。砂糖を加えてジャムなどにすれば、まあまあいけるものになるのかもしれません。

アロニアも、ニセアカシアやキクイモなどと同じように北米が原産です。北海道の耐寒性作物は、北米から持ち込まれたものが多いようですね。
アロニアは、ビタミン(ビタミンP)やペクチンやアントシアニン色素などが多く含まれていて、高血圧その他血管系障害の治療と予防に効果があると言われているそうです。わたしなんかは、食べたほうがよさそう。加工法が研究課題ですね。

参考文献
中島二三一『北国の小果樹栽培』(社団法人北海道農業改良普及協会)

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ハスカップの実

自宅の庭に鉢植えで栽培しているハスカップに実がつきました。
Haskaop32 写真では葉の陰になって分かりにくいのですが、黒い実の表面につや消し処理をして白っぽくしたような感じです。
実の大きさは、形からビワの実ぐらいのものを想像されるかもしれませんが、じつは、小指のつめぐらいの、ごく小さいものです。ハスカップのジャム、というのを食べたことがありましたが、これを集めて作ったと思うと、そうとうの貴重品ではないかと思います。
実の味は、むちゃくちゃ酸っぱいです。砂糖と煮込んでジャムにでもしないと、とても食べられません。生食向きではありません。

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